エンゲージリング製作過程
石座にダイヤを留めるための爪を付けていくのですが、その前に爪用の丸線を作ります。

ローラーで角線を作っておいて、線引き板という道具を使って丸線にしていきます。
いろいろなサイズの穴が開いていて、希望のサイズになるまで少しずつ小さい穴を通していきます。
出来上がった丸線はヤスリで面取りをしておいて、石座に一本づつロウ付していきます。

今回の爪の数は6本。バランスよく割り付けるのはなかなか難しいですね。
6本ロウ付し終えました

その後爪の間の石座部分を三日月形に削っていきます。
削った部分と爪の下部を磨いて仕上げます。

こうすると上から見たときに石座がほとんど見えませんし、三日月の部分に光が反射してダイヤがよりきれいに見えるのです。

これで石座のパーツは完成です。
次は指輪の腕(リング)の部分の作成です。
▲ by studio_argento | 2008-06-26 13:36 | ジュエリー | Comments(0)