CG オータムミート2008
11月2日は、自動車雑誌カーグラフィックの読者クラブ、「CGclub」主催のイベント
「Autumn Meet 2008」 の見物に兵庫県三木市のグリーンピア三木に行ってきました。
友人F君のアルファロメオ164Q4、T君のランチアトレヴィVX、そして我が家のアルファロメオ1750ベルリーナという、かなり珍しいセダン3台で編隊(変態?)を組んで向かいました。
年式も1970年代、80年代、90年代とわかれているし、奇しくもボディカラーが赤白緑のイタリアントリコロールで揃うという、なんとも面白い取り合わせになりました。
現地にはたくさんの車が集まっていてとても賑やか。
あちこち出展されている出店をのぞいてみたり、久しぶりに会う友人とあいさつしたり。
カーグラフィック誌に縁のある方のトークショーや、2輪のトライアルのデモンストレーションなど
も楽しめました。
新旧洋邦さまざまの車を見れるのがこのイベントの良さでしょう。
最新高級スポーツから軽トラックまで、オーナーの愛する車が同列に並べられているのも
いいですね。
そんな中で気になった車をいくつかご紹介しましょう。
まず ランチアフルビア。
この車体はラリー仕様なので勇ましい感じですが、デザインはランチアらしい端正で上品なものです。
ヘッドランプから判断するにおそらく1200cc。高性能版のHFかどうかはわかりませんでしたが
ラリーイベントのゼッケンや神戸の有名ショップのネームが入っていましたし、エンジンルームや室内の様子もかなり手が入っている様子でしたのでそれなりの走りをするのでしょう。
これの「素」のやつに乗りたいなと家内は言っておりました・・・
harudaのツイントリップや助手席フロアのフットレストがラリーの仕事場って感じでいいですね。
狭角V4という特殊なエンジンが、フロントの車軸より前に載っています。
FFですからこれでトラクションをかせぐ設計だったのでしょう。
アルファスッドの搭載位置と似ていますね。
黄色いカムカバーがボディカラーとマッチしていていい感じです。
次はフィアット850スパイダー。
今回のミーティングのテーマ、動物に縁のある車の1台として展示されていました。
「スパイダー」 蜘蛛ってことでしょう。
小ぶりなリアエンジンのオープン、白いボディに赤い内装。 とてもおしゃれです。
後ろに写っているnew500が大きく見えますね。
ヘッドランプがスラントしているのでおそらく前期型。
ランボルギーニミウラと同パーツとかそうでないとか諸説あるようですがどうなんでしょう?
ダッシュボードのデザインも秀逸ですね。 運転してみたくなります。
3番目はフィアットリトモ125TC。
フィアットがフォルクスワーゲンゴルフに対抗するために作ったハッチバック、リトモ。
その高性能版として発表されたのがツインカムエンジンを搭載した105TC。
その後125TC~130TCへと発展していきます。
130TCは日本でもボーイズギャングとして80年代には名を馳せましたが、これはその1代前のモデル。
当時の輸入台数も少ないようで、国内にはほとんど残っていない様子。
この時代のFF高出力車ですから、かわいい顔に似合わぬじゃじゃ馬なのでしょうね。
今回一番驚いたのはこの車
NSUヴァンケルスパイダーです。
NSUというのはかつてドイツにあったメーカーです。(現在はAudi傘下らしい)
このスパイダーは量産車としては世界初のロータリーエンジン(ヴァンケルエンジン)を搭載した車です。 しかもシングルローター。
NSUのRo8という2ローターの美しいセダンは知っていたのですが、これは知りませんでした。
もちろん見るのも初めて。
小さくてかわいらしい車ですが、細部の作りこみがとても良く、上品なたたずまいです。
検索してみるとオーナーさんはこのほかに初期型もお持ちの様子。
その2台以外に国内に生存しているのでしょうか??
奥に写っているのはmazda RX-7。 ヴァンケルロータリーつながりの親戚ってとこでしょうかね。
最後はこの車。
アルファロメオチャレンジやユーロカップなど関西のアマチュアレースで活躍中、
Sさんのアルファスッドです。
現役当時イタリアではトロフェオスッドというワンメイクレースが開催され、若手やアマチュアドライバーが腕を磨いていたようです。
イギリスでは最近まで同じようなカテゴリーでのレースがおこなわれていたようですね。
そのトロフェオスッドのオリジナルから型を取ってご自身で作られたというフェンダーやエアダム。 ホイールも貴重な当時ものとのこと。
丸いお尻に迫力満点のフェンダー。 かっこよすぎです。
そのほかにもフェラーリ512BBやランボルギーニミウラ、デトマソパンテーラといったスーパーカー世代にはたまらない車などもいて、車好きには退屈する暇がないイベントでした。
時々ブログにコメントさせていただいている自動車評論家の方とも少しお話できましたし、
出店ブースで欲しかった本を安く買うこともできて、とても楽しい一日でした。
残念だったのは同日、別の場所で開催されていたアルファロメオディwestに参加できなかったこと。
体が2つ欲しかったですね。
「Autumn Meet 2008」 の見物に兵庫県三木市のグリーンピア三木に行ってきました。
友人F君のアルファロメオ164Q4、T君のランチアトレヴィVX、そして我が家のアルファロメオ1750ベルリーナという、かなり珍しいセダン3台で編隊(変態?)を組んで向かいました。
年式も1970年代、80年代、90年代とわかれているし、奇しくもボディカラーが赤白緑のイタリアントリコロールで揃うという、なんとも面白い取り合わせになりました。
現地にはたくさんの車が集まっていてとても賑やか。
あちこち出展されている出店をのぞいてみたり、久しぶりに会う友人とあいさつしたり。
カーグラフィック誌に縁のある方のトークショーや、2輪のトライアルのデモンストレーションなど
も楽しめました。
新旧洋邦さまざまの車を見れるのがこのイベントの良さでしょう。
最新高級スポーツから軽トラックまで、オーナーの愛する車が同列に並べられているのも
いいですね。
そんな中で気になった車をいくつかご紹介しましょう。
まず ランチアフルビア。
この車体はラリー仕様なので勇ましい感じですが、デザインはランチアらしい端正で上品なものです。
ヘッドランプから判断するにおそらく1200cc。高性能版のHFかどうかはわかりませんでしたが
ラリーイベントのゼッケンや神戸の有名ショップのネームが入っていましたし、エンジンルームや室内の様子もかなり手が入っている様子でしたのでそれなりの走りをするのでしょう。
これの「素」のやつに乗りたいなと家内は言っておりました・・・
harudaのツイントリップや助手席フロアのフットレストがラリーの仕事場って感じでいいですね。
狭角V4という特殊なエンジンが、フロントの車軸より前に載っています。
FFですからこれでトラクションをかせぐ設計だったのでしょう。
アルファスッドの搭載位置と似ていますね。
黄色いカムカバーがボディカラーとマッチしていていい感じです。
次はフィアット850スパイダー。
今回のミーティングのテーマ、動物に縁のある車の1台として展示されていました。
「スパイダー」 蜘蛛ってことでしょう。
小ぶりなリアエンジンのオープン、白いボディに赤い内装。 とてもおしゃれです。
後ろに写っているnew500が大きく見えますね。
ヘッドランプがスラントしているのでおそらく前期型。
ランボルギーニミウラと同パーツとかそうでないとか諸説あるようですがどうなんでしょう?
ダッシュボードのデザインも秀逸ですね。 運転してみたくなります。
3番目はフィアットリトモ125TC。
フィアットがフォルクスワーゲンゴルフに対抗するために作ったハッチバック、リトモ。
その高性能版として発表されたのがツインカムエンジンを搭載した105TC。
その後125TC~130TCへと発展していきます。
130TCは日本でもボーイズギャングとして80年代には名を馳せましたが、これはその1代前のモデル。
当時の輸入台数も少ないようで、国内にはほとんど残っていない様子。
この時代のFF高出力車ですから、かわいい顔に似合わぬじゃじゃ馬なのでしょうね。
今回一番驚いたのはこの車
NSUヴァンケルスパイダーです。
NSUというのはかつてドイツにあったメーカーです。(現在はAudi傘下らしい)
このスパイダーは量産車としては世界初のロータリーエンジン(ヴァンケルエンジン)を搭載した車です。 しかもシングルローター。
NSUのRo8という2ローターの美しいセダンは知っていたのですが、これは知りませんでした。
もちろん見るのも初めて。
小さくてかわいらしい車ですが、細部の作りこみがとても良く、上品なたたずまいです。
検索してみるとオーナーさんはこのほかに初期型もお持ちの様子。
その2台以外に国内に生存しているのでしょうか??
奥に写っているのはmazda RX-7。 ヴァンケルロータリーつながりの親戚ってとこでしょうかね。
最後はこの車。
アルファロメオチャレンジやユーロカップなど関西のアマチュアレースで活躍中、
Sさんのアルファスッドです。
現役当時イタリアではトロフェオスッドというワンメイクレースが開催され、若手やアマチュアドライバーが腕を磨いていたようです。
イギリスでは最近まで同じようなカテゴリーでのレースがおこなわれていたようですね。
そのトロフェオスッドのオリジナルから型を取ってご自身で作られたというフェンダーやエアダム。 ホイールも貴重な当時ものとのこと。
丸いお尻に迫力満点のフェンダー。 かっこよすぎです。
そのほかにもフェラーリ512BBやランボルギーニミウラ、デトマソパンテーラといったスーパーカー世代にはたまらない車などもいて、車好きには退屈する暇がないイベントでした。
時々ブログにコメントさせていただいている自動車評論家の方とも少しお話できましたし、
出店ブースで欲しかった本を安く買うこともできて、とても楽しい一日でした。
残念だったのは同日、別の場所で開催されていたアルファロメオディwestに参加できなかったこと。
体が2つ欲しかったですね。
by studio_argento | 2008-11-05 10:49 | ヒストリックカー