ポルシェ356とOSCA MT4 part2
356は大まかな形が決まってきたぐらい。

リアの特徴的なフェンダーラインの再現に意注意します。

オスカはタイヤ以外の部分がほぼ出来上がって来ました。

356のスタイリングは(特にクーペではわかりやすいのですが)1920年代の
先端空力デザインであるヤーライの流線型を色濃く残していると思います。
フェルディナンド・ポルシェ博士はビートルの前身、kdfでその理論を取り入れ
(ここにはいろいろ噂もあるようですが)後の356にも反映させたんでしょうね。
しかもこの手法をおそらく911にも使い、他のスポーツカーがさまざまに形を変えていく中
基本的なスタイルを変更しないまま第1線のスポーツカーを作り続けているというのは
ある意味驚異的なメーカーですね。
ところでスピードスターという車名は speedstar 「スピードの星」ではなく
speedster 「2人乗り快速車、快速艇 _ster. ~をする人の意の接尾辞」ですよね。
イタリアでしたら「バルケッタ」といったところでしょうか。
意外と勘違いしている人がいるようなので、老婆心ながら。
*mazdaのロードスターもroadsterですね。
by studio_argento | 2008-07-08 14:39 | シルバーアクセサリー | Comments(4)
貸していただいたり 譲っていただいたり 話を聞いてもらったり
お世話になりっぱなしですね。
ボストンスピーカー装着は 修理が終わってからになりそうです。
今回もまた ためになるお話ありがとうございました。
好きな車なのに知りませんでした。
慌ててポンテペルレ記事見直したりして・・。
スピードスターは不在だったので 安心した次第です。
初めての作業、ドキドキだったんじゃないですか? 笑)
僕はもうすっかり慣れてしまって、もぐるのも平気だけど。
ボストンはマグネットが大きいためか、あのサイズでも豊かな音がしたと思います(付けていた車がうるさくて実力発揮できなかったけど)
トレヴィにはいいんじゃないかな。
取り付けたらまた聴かせてくださいね。
スピードスターは僕も最初はstarだと思ってました。
むかし何かで読んで知ったと思うんだけど、何だったかな?

ボディ表面の空気の流れを可視化しようという目論見のようですが、いはややその貼り付け方の荒っぽさ、密度の荒さなどがほほえましいものであり歴史を感じさせる一枚であります。
"ster"の件は、それに乗るのならばお約束。
でも確かに誤解されているケースが多いのも事実ですね。
現に、"star"のほうで検索しても結構ヒットしますものね。
自動車に空力を取り入れたのはかなり初期からですが、いずれも魚の形などからイメージした直感的なものばかりで、今見ると何じゃこりゃってものが多いですね。
前述のヤーライあたりから表面を流れる空気に着目し始めたようです。(もとは飛行船のデザインに必要だったのですが)
糸くずをを貼り付ける手法は60年代後半ぐらいまで使われていたようですね。
アルファロメオtipo33ストラダーレの開発写真にもたくさん貼り付けて実走行しているものがありました。
風洞がじ実用化されるまでは有効な手段だったのではないでしょうか。 プリミティブな方法が意外と効くこと、ありますよね。