水入り
先日エンジン再始動した#73スパイダーですが
後日調整&初期慣らしのためにエンジンをかけてみると
しばらくしてマフラーから白煙がもくもくと。
まあ、組み付け時に使ったオイルやアッセンブリーペーストが燃えているんだろうから
じきに燃え尽きてしまうだろうと思っていたのですが、
だんだんと煙の量が多くなってきます。
しかもなんだかクーラントの臭いがする煙です。 写真じゃわかりにくいけど、もっと「もくもく」でした
ええええええ~~~~~~!!!!???
水が燃えてんの~?? なんで~??
この時点で一番に疑ったのがヘッドガスケット抜け。
しかしラジエターキャップ部への強い吹き返しもなく、
エアがポコポコ上がって来るようなことも無い。
プラグの焼けも異常なし。
念のためCo2に反応する液体を使ったテスターで調べてみても
ガスケット抜けを示す反応はなし。
ガスケット抜けでないのならもしかしてポートからの水漏れ??
バルブガイド打ちかえたからどこかそのあたりにクラックでも入った???
だとしたらヘッド降ろして圧力検査ってことになりますねえ。
う~む、 今シーズン春からの復帰は無理か・・・・
途方にくれたのですが、冷静になってもう一度よく考えてみました。
今回のOHの原因となったトラブルはこうでした。
っていうことは破壊されたポートから燃焼室にドッと水が流れ込んでいるはず。
ピストンに穴があいてオイルパンにも落ちていますが
一部は排気バルブからマフラーにも廻っているのではないか。
同じようなトラブルを修理したことのある知人からは
「あ、それもありますよ~。 サーキット30分ぐらい走らないと消えないことも~」
とのご意見を。
かくしてちょっと腰を据えてエンジンを2000回転ほどで小一時間まわしてみました。
すると なんということでしょう。 笑)
あれだけもくもくと出ていた煙が徐々に薄くなっていくではありませんか!!
やはりマフラーの中に水やオイルが入っていたのですね。
タイコ部分に入っているであろうグラスウールにしみこんでいたのでしょうね。
それが排気熱で煙になって出ていたようです。
ためしにマフラーを外してエンジンをかけてみると(爆音なのでちょっとだけね)
案の定きれいな排気ガス(?笑)が。
力強いアイドリングをするエンジンをとりあえず4000回転まであおってみましたが
特に問題はなさそうです。あとはキャブや点火時期の微調整ぐらいかな。
足回りなどひととおりチェックしたら時間を取ってサーキットに慣らしに行こうかなと思っています。
OH完了の喜びがまさにとんだ「水入り」でちょっと足踏みしてしまいましたが
なんとか今シーズン家内に乗ってもらえそうです。
家内は早速ガレージから出たり入ったり、わずかな距離を運転して嬉しそうにしていました。 人も車もちょっとリハビリが必要かな。
次の整備予定はこれ。 大きなところはないけれど、あちこち「ガタ」がきてますから直しておいてやらないと。
そうそう、馬車がカボチャになっちゃったこっちも整備して、来月には車検に行かないと。
多頭飼いはたいへんです・・・汗)
後日調整&初期慣らしのためにエンジンをかけてみると
しばらくしてマフラーから白煙がもくもくと。
まあ、組み付け時に使ったオイルやアッセンブリーペーストが燃えているんだろうから
じきに燃え尽きてしまうだろうと思っていたのですが、
だんだんと煙の量が多くなってきます。
しかもなんだかクーラントの臭いがする煙です。
ええええええ~~~~~~!!!!???
水が燃えてんの~?? なんで~??
この時点で一番に疑ったのがヘッドガスケット抜け。
しかしラジエターキャップ部への強い吹き返しもなく、
エアがポコポコ上がって来るようなことも無い。
プラグの焼けも異常なし。
念のためCo2に反応する液体を使ったテスターで調べてみても
ガスケット抜けを示す反応はなし。
ガスケット抜けでないのならもしかしてポートからの水漏れ??
バルブガイド打ちかえたからどこかそのあたりにクラックでも入った???
だとしたらヘッド降ろして圧力検査ってことになりますねえ。
う~む、 今シーズン春からの復帰は無理か・・・・
途方にくれたのですが、冷静になってもう一度よく考えてみました。
今回のOHの原因となったトラブルはこうでした。
っていうことは破壊されたポートから燃焼室にドッと水が流れ込んでいるはず。
ピストンに穴があいてオイルパンにも落ちていますが
一部は排気バルブからマフラーにも廻っているのではないか。
同じようなトラブルを修理したことのある知人からは
「あ、それもありますよ~。 サーキット30分ぐらい走らないと消えないことも~」
とのご意見を。
かくしてちょっと腰を据えてエンジンを2000回転ほどで小一時間まわしてみました。
すると なんということでしょう。 笑)
あれだけもくもくと出ていた煙が徐々に薄くなっていくではありませんか!!
やはりマフラーの中に水やオイルが入っていたのですね。
それが排気熱で煙になって出ていたようです。
ためしにマフラーを外してエンジンをかけてみると(爆音なのでちょっとだけね)
案の定きれいな排気ガス(?笑)が。
力強いアイドリングをするエンジンをとりあえず4000回転まであおってみましたが
特に問題はなさそうです。あとはキャブや点火時期の微調整ぐらいかな。
足回りなどひととおりチェックしたら時間を取ってサーキットに慣らしに行こうかなと思っています。
OH完了の喜びがまさにとんだ「水入り」でちょっと足踏みしてしまいましたが
なんとか今シーズン家内に乗ってもらえそうです。
家内は早速ガレージから出たり入ったり、わずかな距離を運転して嬉しそうにしていました。
次の整備予定はこれ。
そうそう、馬車がカボチャになっちゃったこっちも整備して、来月には車検に行かないと。
多頭飼いはたいへんです・・・汗)
by studio_argento | 2012-03-02 14:13 | ヒストリックカー