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O.S.C.A    Dromos

オスカ・ドロモスと聞いてすぐに形を思い浮かべることができる人は
かなりクルマに興味がある人でしょうね。

20世紀の終わりにイタリアのクルマづくり復興を期して作られた車。
そのプロトタイプは日本で公開されて話題になりました。
(詳しくはこちらこちらで)
残念なことに量産には至らず、そのプロトだけが日本で眠っていたようです。

オスカ、マセラッティ、ザガート、ツーリング、こういった栄光ある名の血を引き
ザガートのデザイナー、エルコーレ・スパーダ氏のデザイン
アバルトのエンジニア、マリオ・コルッチ技師のエンジニアリングという
素晴らしい取り合わせで作られた車がプロトタイプだけで終わってしまったというのは
残念なことですね。

今週末、今日明日と京都で開催のマセラッティクラブのウェストミーティングに
そのDromosが参加します。
縁あって手に入れた知人が、クラブの方から誘われて出すとのこと。
そこでのお土産にとピッコラマッキナをいくつか注文してくれました。
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写真でしか見たことがないのですが、こうやって立体を作ってみると
あらためて凄いデザインの車だなと感じます。
ナマで見たかったのですが、今週末はちょっと身動きが取れずに断念。
興味のある人はぜひ行ってみてください。
きっと素晴らしい存在感だとおもいます。
もちろん他にも粒ぞろいのマセラッティ達がいるはず。
楽しめると思います。

噂によるとエルコーレ・スパーダ氏が会場にお越しになるとか。
氏の現役最後の仕事、しかも一番好きな作品と言っておられるという話も。
私の作ったピッコラマッキナが氏の手に渡るといいなとひそかに思っています。

その後の情報で、来日したのはオルシ伯爵家の方だったみたいです 汗)
でもピッコラマッキナはしっかり手渡されたとか。
それはそれで嬉しいことでした。 笑)

  by studio_argento | 2010-12-04 14:21 | ヒストリックカー

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