ニーラーを知っていますか
ある秋の日それはやってきました。
私の前職の先輩で同郷でもあるIさんは2輪、それも外国車が好きで
若いころからBMWやドカティを乗り継いでいました。
ここ10年ほどはマイクヘイルウッドレプリカの車検を切らせてしまい
2輪には乗っていなかったのですが、その間Iさんは別のものに夢中になっていたのです。
それは「ニーラー」 Kneeler 、レーシングサイドカーです。
といってもあまり馴染みがないかもしれませんね。
町で時折見かける、オートバイに側車をつけたものとは違ってフレームからそれ用に作られた
レース専用マシンで、膝(knee)をつくように着座して運転をするドライバーと、後で体重移動してバランスをとるパッセンジャーの2人で走る他にはないモータースポーツです。
以前は2輪のグランプリと同時開催されていて、いわゆるコンチネンタルサーカスを一緒に回っていましたから衛星放送で見ることができて、日本人の兄弟や夫婦(!)の健闘を応援していたのですが、今は選手権からは外れてしまっていて残念ながら目に触れることは少なくなっています。
Iさんは鈴鹿サーキットや岡山国際サーキットで行われたレースに何度か顔を出し
知り合いになったオーナーさんの1人から、この秋1台のマシンを譲り受けました。
とりあえず置き場に困っていたので私のガレージに預かることになり、
岡山国際でのイベントの前日はるばる関東から前オーナーさんが運んでこられました。 ストリームラインのボディがカッコいいですね
翌日応援&お手伝いに行ったのですが、ドライバーも数回しか乗ったことがなく、パッセンジャーは初めてということもあって出走前は2人とも緊張した面持ちでしたが、 走り出してみればそれなりに格好になっていました。
無事完走したIさんは念願のニーラーのオーナードライバーとしてのデビューを喜んでいたようです。 パッセンジャー君もまんざらではなかったのかな?
ニーラーにはいくつかのクラスがあり、
F4がカートコースなどで競われる小さいもの
F2がドライバーの下にエンジンを抱えるタイプでパイプフレームのもの (このマシンは2007年のマン島TTにチャレンジした(!!)マシンです)
F1がミドシップマウントのエンジンとアルミ板で作ったモノコックフレームのもの (エキパイが前に伸びていてどっちが前だかわからない感じですよね)
というふうに分かれるようです。
今回IさんのもとにやってきたのはF1のマシン。
考えてみるとこれって細かなレギュレーションは違うものの、本場ヨーロッパで走るものと基本的に同じで世界トップカテゴリーのマシンです。
2輪で言ったらMOTOGPマシン、4輪で言ったらF1マシンということでしょう。
いくらマイナーカテゴリーで裾野が無いとはいえ、そんなマシンに乗れるIさんをちょっとうらやましく思ったのでした。
でもパッセンジャーに誘われても遠慮したいですね 笑)
おまけ:
サイドカーつながりでちょっと。
先日ヤフオクで発見して思わず「ポチ」っとしてしまったのがこれ。
フランス人が作ったフィギアらしいのですが、
どうです?なかなかいい雰囲気でしょ。
「バイク好きなんだな~」と思わせる出来に届いてからも思わすニヤリ。
他にもいろいろあるようでしたが、Guzziはこれだけだったので。
ココに出てますから気になる方はチェックしてみたらいかがでしょう。
で、出品者が偶然にも知人のご兄弟。
いやはや世間の狭さというかなんというか。 笑)
私の前職の先輩で同郷でもあるIさんは2輪、それも外国車が好きで
若いころからBMWやドカティを乗り継いでいました。
ここ10年ほどはマイクヘイルウッドレプリカの車検を切らせてしまい
2輪には乗っていなかったのですが、その間Iさんは別のものに夢中になっていたのです。
それは「ニーラー」 Kneeler 、レーシングサイドカーです。
といってもあまり馴染みがないかもしれませんね。
町で時折見かける、オートバイに側車をつけたものとは違ってフレームからそれ用に作られた
レース専用マシンで、膝(knee)をつくように着座して運転をするドライバーと、後で体重移動してバランスをとるパッセンジャーの2人で走る他にはないモータースポーツです。
以前は2輪のグランプリと同時開催されていて、いわゆるコンチネンタルサーカスを一緒に回っていましたから衛星放送で見ることができて、日本人の兄弟や夫婦(!)の健闘を応援していたのですが、今は選手権からは外れてしまっていて残念ながら目に触れることは少なくなっています。
Iさんは鈴鹿サーキットや岡山国際サーキットで行われたレースに何度か顔を出し
知り合いになったオーナーさんの1人から、この秋1台のマシンを譲り受けました。
とりあえず置き場に困っていたので私のガレージに預かることになり、
岡山国際でのイベントの前日はるばる関東から前オーナーさんが運んでこられました。
翌日応援&お手伝いに行ったのですが、ドライバーも数回しか乗ったことがなく、パッセンジャーは初めてということもあって出走前は2人とも緊張した面持ちでしたが、
無事完走したIさんは念願のニーラーのオーナードライバーとしてのデビューを喜んでいたようです。
ニーラーにはいくつかのクラスがあり、
F4がカートコースなどで競われる小さいもの
F2がドライバーの下にエンジンを抱えるタイプでパイプフレームのもの
F1がミドシップマウントのエンジンとアルミ板で作ったモノコックフレームのもの
というふうに分かれるようです。
今回IさんのもとにやってきたのはF1のマシン。
考えてみるとこれって細かなレギュレーションは違うものの、本場ヨーロッパで走るものと基本的に同じで世界トップカテゴリーのマシンです。
2輪で言ったらMOTOGPマシン、4輪で言ったらF1マシンということでしょう。
いくらマイナーカテゴリーで裾野が無いとはいえ、そんなマシンに乗れるIさんをちょっとうらやましく思ったのでした。
でもパッセンジャーに誘われても遠慮したいですね 笑)
おまけ:
サイドカーつながりでちょっと。
先日ヤフオクで発見して思わず「ポチ」っとしてしまったのがこれ。
どうです?なかなかいい雰囲気でしょ。
「バイク好きなんだな~」と思わせる出来に届いてからも思わすニヤリ。
他にもいろいろあるようでしたが、Guzziはこれだけだったので。
ココに出てますから気になる方はチェックしてみたらいかがでしょう。
で、出品者が偶然にも知人のご兄弟。
いやはや世間の狭さというかなんというか。 笑)
by studio_argento | 2009-12-06 15:54 | 日常