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フォント

文字というのは文明社会のインフォメーションの重要なツールですよね。
文字を持たない文明もあったようですが、やはり文字がないと当時の様子を解明するのに苦労するようですね。

そんな文字もその意味を取り去れば形として面白いかったり美しかったりします。
フォントと呼ばれる文字のデザインってみていて飽きないですよね。

そんなフォントを使ったペンダントを2点ご紹介します。

まずは1900年台初頭のアールデコ期に使われたフォントをイメージしたもの。
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ご家族の頭文字を取り合わせて、ランダムに配置。
表面を鏡面仕上げにしてあります。
一見して文字だとわかるとは思いますが、
頭文字の羅列なのでその意味はわかりませんよね。
フォントが繋がってできるデザインがそれの持つ意味より前に出た感じですね。



もう一点はこちら。
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こちらは文字のならびから「SUIRAN」と読むことができますね。
実はこれはお客様の雅号。
書家であるお客様に「おまかせ」でご依頼いただいたのですが、
ふとその方から頂いた封筒をみると、本名の他に雅号が書いてあります。
その文字をそのまま切り出してもよかったのですが、それだと意味がわかりすぎますね。
そこであえて音を表すアルファベットで、しかも横並びではなく
全体が一つの塊になるように集めてデザインしてみました。

日頃見慣れている文字も、フォントという視点でみると優れたデザインがたくさんあります。
それをヒントに、文字そのものの意味を薄めたデザインのアクセサリーにすると
面白いものが出来上がりますね。

使うフォントやレイアウト、意味づけはあなた次第です。
ニヤリとするような面白いペンダント、作ってみてはいかがでしょう?
もちろんプレゼントなどにもいいですよね。
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  by studio_argento | 2015-05-24 13:44 | シルバーアクセサリー | Comments(0)

T様

T様は私の車関係の友人からのご紹介で来店くださいました。
もうお付き合いさせていただいて何年になるでしょうか・・。

一般的にオーダー希望のお客様でもこんなものを作ってほしいと具体的におっしゃる方は
ほとんどいません。 いろいろとお話ししながらイメージを具現化していくのが普通です。
そのプロセスも含めて「デザインすること」であると考えて制作させていただいています。 
またそのプロセスが出来上がったジュエリーに愛着を持つひとつの要素にもなると
思っています。

しかしT様はジュエリーにはひとかどならぬ想いがあり、自分の欲しいもののイメージを
しっかり持っている、そんな少し珍しいタイプのお客様でした。

ですからT様のオーダー場合は一般的な場合と逆に、
お客様の方から提案をいただいてそれに私が合わせていくというプロセスとなりました。

もちろんいくらジュエリーが好きといっても制作サイドの見方まではご存知ありません。
制作にあたり技術上のいろいろな問題をクリアしなければいけません。
特性を見極めた素材の選択や表現に適した技法も選ぶ必要があります。
場合によってはご希望の表現ができないこともあります。
そこをうまくクリアしていく方法も考えなくてはなりません。
ご予算との兼ね合いもあります。

当初はそのあたりのご説明が上手くできずにちょっとギクシャクしてしまいました。
また、制作費に関しても、比重の重い貴金属の出来上がりの地金の重さを推測するのが難しく、
さらに相場が変動するために一般的な見積書のような正確なものを出すのは困難で、
職務上そういった見積りに慣れておられるT様にはかなりストレスになったようです。

それでも「良いモノを作りたい」との想いはお互いに強いものでしたので
なんとか最初の1点を作ることができ、ありがたいことにそれは気に入っていただけました。

その後、年に1~2個のペースでオーダーをいただけるようになりました。
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                                   これは何番目のオーダーだったかな?








そしてこの春(本当は冬の間に出来上がるはずだったのですが)
お納めしたペンダントトップがこれです。
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ピンクゴールドのフレームに様々な形のアメジストを埋め込み、
縁となる部分とチェーンの通るバチカン部分にはタンザナイトが留められています。

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アメジストの周囲は黒い塗装仕上げ。 全体を引き締めています。
深い紫の花弁をもつビオラのような、ちょっとなまめかしいジュエリーとなりました。 
私自身もとても気に入っています。

制作初期の段階から何度もメールのやり取りでデザインの向きや塗装の範囲などを細かく
打ち合わせをし、必要があれば隣町からご来店いただいて満足いくまで検討していただいて
制作しました。
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                                   制作途中のワックスモデル


このような打ち合わせを続けていると、お互いを分かり合える部分が出てきて
言いたいことやイメージが伝わりやすくなってくるように思います。
自分の作品づくりとは違った醍醐味ですね。

T様が提案されるデザインはいつもハードルが高いのですが、
私ひとりではなくお客様と共に越えていくと思えば立ち向かうエネルギーも倍増しますね。

実はもう次のプランはいただいています。
やっぱりこれもとてもハードルが高いんですよね、嬉しいことに
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  by studio_argento | 2012-07-31 18:25 | ジュエリー | Comments(2)

ココアちゃんのペンダント

車好きにとって箱根の聖地ともいえる『café Giulia』
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                                            photo by lancistaさん
残念ながら先ごろ店をたたまれたそうです。
何度かお邪魔したことがあったのですが、そのたびに某自動車誌のメンバーにお会いしたり
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たまたま会ったバイク乗りの方とその後つながったりと
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「好き者」どうしの引力を感じる居心地の良い場所でした。
マスターのTさんの料理の腕と車好きは変わらないでしょうから、きっとまたどこかでお会いできるものと信じています。

さて、東がcafé Giuliaだとすれば西には「CAFE MONZA」があります。
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大阪は淀川区にあるここのマスター、Hさんは自分と同い年だからという理由で
イタリア山中に打ち捨てられていた(?)ジュリエッタスパイダーをレストアして輸入したり
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                                           Hさんのブログより拝借
イタリア人から個人売買でFiat600を購入したりとなかなかバイタリティあふれる人です。

ジュリエッタのレストアはアルファロメオのアフターパーツ販売で超有名なAFLAに依頼。
レストア後もAFLAの一族とは友人としてのお付き合いを続けているようですし
600の前オーナーさんとも家族ぐるみのお付き合いをされています。
ただモノを買うだけではない、自ら努力して得て、その上そこでできた縁を大切に育てていく
そのスタンスはいつも憧れています。

さて、そんなHさんは昨年、奥様へのプレゼントとして四つ葉のリングをご注文してくださったのですが(正確にはご子息からお母さんへのプレゼントとしてです)
この春は姪御さんのためにご注文くださいました。

就職が決まったお祝いに作ったのは
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飼い犬のミニチュアダックスフント「ココアちゃん」のペンダント。
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いくつかデザインを提案したうち、やはり若い人に向く一番かわいらしいデザインを選ばれました。
低い位置から飼い主を見上げるようにして小走りでついていく。
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飼い主とペットとのつながりをイメージして描いたデザインだったので
私としてもこれを選んでいただいたのは嬉しかったですね。
裏面には姪御さんのお名前とcocoaちゃんの刻印
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日頃両親や近い親族への気配りを忘れがちな私にはなかなか「耳が痛い」話ですが
Hさんの思いやりが良く表れたいいプレゼントでした。

CAFE MONZAにもまた行きたいですね。
箱根と違って街中ですが、センス良く飾られたポスターやインテリア、そして何よりHさんの
人柄がとても居心地よくしてくれますから。
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  by studio_argento | 2011-05-10 15:57 | シルバーアクセサリー | Comments(8)

泣いてまうやろ~!!

昨日ご来店の青年。
クリスマスに恋人へのプレゼントをご希望でした。

ペンダントということ以外あまり決めていなかったようなのですが
話をしているうちにデザインが決まりました。

モチーフは「柴犬」
実は彼女の実家で飼われていた柴犬がさきごろ天に召されたとのこと。
幼稚園時代から飼い始めて16年、月に一度実家に帰省するその日に息を引き取ったそうです。

その犬をデザインにするのは辛くないかなと思ったのですが
プレゼントするのがクリスマスとのことなので、そのころには少しは気持ちの整理が
できているだろうと、レリーフ状のペンダントトップを作ることに決まりました。

実は我が家にも柴犬がいるので
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                                          山陰柴の「アミカ」7歳♀
この話はいずれ私たちにも来るだろう別れを想わせ
お話を聞きながら涙をこらえるのが大変でした。
ほんとうに
「泣いてまうやろ~!! この話は犬好きが必ず泣いてしまうパターンのヤツや!!」
と言いたくなりましたね。

これから製作しますが、作りながら落涙しないか心配です。  笑)
彼の、彼女の、そして犬好きの心をこめて作りたいと思います。
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  by studio_argento | 2010-11-12 13:32 | シルバーアクセサリー | Comments(14)

ブルースター

今年は2010年。
もう21世紀も10年が過ぎようとしているのですね。
2000年はミレニアムイヤーということでその年に結婚式を挙げたカップルも
多かったのではないでしょうか?
今年はそんな方々が結婚10年ということでアニバーサリージュエリーのオーダーを
いただくことが多かったように思います。

その中で印象的だったものをひとつ。

ブルースターという花があるそうです。
5つの花弁をもつちいさなかわいい花。
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10年前の結婚式に新婦はこの花を飾って式を挙げたとのこと。
アニバーサリーのプレゼントのためのデザインを相談しているうちにご主人からそう聞きました。

そこでその花をモチーフにしたジュエリーを提案させていただきました。
また、ある書籍によると結婚記念日を象徴する宝石が美しいブルーの宝石、パライバトルマリンだったのでモノトーンの地金にその花の色をイメージさせるため、中央の花芯にパライバを留めることにしました。
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ワックスで原型を作って鋳造。
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出来上がったものを一度分割して細部を仕上げ、またロウ付けして組み合わせます。
色を際立たせるために花弁の表面は艶消しで仕上げました。




出来上がりはこちら
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花の数は2輪。
これは花弁の数を記念の年数に合わせるため。
花の大小は10年寄り添ってきたお二人を象徴しています。

アジャスター付きのチェーンを合わせて季節を問わず使えるペンダントに仕立てました。

10年たっても結婚式で使った花を憶えているご主人、素敵ですね。
次の10年もまた仲良く暮らしてくださいね。
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  by studio_argento | 2010-10-24 15:27 | Comments(0)

家族のペンダント

そのお客様(男性)は、趣味を仕事にしたような方でした。

ですから仕事が大好きで、まるで遊んでいるかのように夢中で仕事をしてこられました。
若いころからつきあって、お互い好きで結婚した奥様のことも
お二人のお子様のことも時には忘れてしまうほど。

ところがあるきっかけで家族というものを考え直すことになり、
その答えの一つとして思いつかれたのが今回ご紹介するジュエリーです。

家族4人の誕生石を配したペンダント。
ひとつの家族をイメージしたデザインのそれは奥様へのプレゼントでした。
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一点ものの製作ですからまさに世界にただ一つの家族。
そのつながりを大事に思うお客様の気持ちをカタチにしてみました。
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ケースに収めて納品。
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喜んでいただけるといいなと思っていたのですが・・

しばらくしてからお客様からお電話をいただきました。
渡したときに奥様はあまり嬉しそうな様子を見せなかったとのこと・・・・・・・





「喜んでもらえなかったのかな?」と思っていたお客さまに、奥様は後日

「ほんとうに嬉しい時はその場では
あまりはしゃげないものなのよ」


とおっしゃったそうです。


もちろん奥様はお客様への感謝を言っておられるのでしょう。

しかし、大切な人への心をこめたプレゼント、そのお手伝いができるというのは幸せなことです。
作り手としても最高のコメントをいただいた気がしました。
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  by studio_argento | 2010-09-14 14:17 | ジュエリー | Comments(2)

夏に涼しい

全国的に梅雨明けして暑い(熱い?)日が続いていますね。

こんなときはせめて爽やかな色合いのジュエリーをみて少しでも涼んでいただきましょう。

お客様持ち込みの壊れたリングと裸石(カットされた宝石単体をこう呼びます)での
オーダーメイドです。
ブルートパーズと思われるきれいな透明水色の石と、壊れたリングのメレダイヤを使って
ペンダントトップを製作させていただきました
(リフォームの場合、特にご希望が無い限りお持ち込みの石の鑑別は致しません。石の名前よりお客様の想いのほうを大事に思うからです)。
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メレダイヤを取りはずしたところ

いくつかの案から多少の手直しとともにお客様が希望されたデザインをもとに
ワックスモデルを製作。形状をお客様に確認していただきました。
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ワックスの色は本来、ブルーやパープル、グリーンなどですが
それではイメージがつかみにくいので銀色に塗装。
メレダイヤの部分は白く塗って完成のイメージがつかみやすいようにしてあります。

気に入っていただけましたので、石が留まる部分は地金をロウ付けしての手作りで
上の部分はワックスモデルをそのままロストワックス法で製作しました。
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事前にデザインを立体的に確認していただいたので、仕上がりには満足いただけましたし
チェーンもお手持ちの物を使い、メレダイヤを取りはずしたリングも地金を下取りさせていただきましたので価格的にも喜んでいただけました。

先日お会いした時にもこのペンダントが胸元を飾り、涼しげな光を放っていて
こちらの気持ちも爽やかになったようでした。
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  by studio_argento | 2010-07-21 10:31 | ジュエリー | Comments(0)

これも四つ葉の・・・

奥様への誕生日のプレゼントにとオーダーされたペンダント。
ご主人からのご希望は「四つ葉のモチーフで」。

このブログをご覧の方はおわかりかもしれません。
そう、このご主人もアルファロメオオーナーなのでした。

車両に使われている四つ葉のデザインをもとに作ったのがこちら。
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奥様のご希望で葉の部分は一枚を除いて透かしになっています。
その縁にはちいさな粟粒状の飾り、ミル打ちを施してあります。
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向かって右の一枚の葉にはメレダイヤをパヴェに。
パヴェというのは粒ダイヤを敷石のように敷き詰め、その間をミル打ちで飾る留め方です。
中央には0.1カラットのダイヤを配置。

軽快感と輝きのあるペンダントが出来上がりました。
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つくづく思うのですがアルファロメオオーナーはラッキーですね。
女性へのプレゼントに自分の大好きなクルマのモチーフを使えるのですから。
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  by studio_argento | 2010-07-07 12:17 | ジュエリー | Comments(3)

記念日のモチーフ  6月6日

結婚記念日に奥様にプレゼントするためのペンダントのオーダーをいただきました。

奥様がお好きだという「ムーンストーン」を使ってとのご希望。
6月6日という記念日と併せて考えたデザイン
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中央のムーンストーンから出た2本のラインがハートをかたどります。
その2本のラインはそれぞれ「6」のイメージ。
つまり2つの「6」が記念日をあらわしていて、なおかつそれが2人の気持ちをあらわしています。

デザイン画より少し小ぶりにとのご希望を受けて完成したのがこちら
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裏面の中央にはこれも奥様がお好きだという「勾玉」のイメージを彫りこみました。
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結婚記念日、そしてgiro直前の金曜日に無事納品しました。
今回はご主人がお忙しいため、ご来店いただいての打ち合わせが難しいとのことで
デザイン画や手直しのやり取りはメールでさせていただきましたが
イメージ通りの出来に喜んでいただけました。

こまめにやり取りをすれば直接お会いしなくてもオーダーメイドが出来そうですね。
もちろん自分自身のためのオーダーもいいでしょう。
特別なひとつを作るお手伝いをさせていただきますよ。

そうそう、普段奥様に後ろめたい遊びをしているそこのあなた(笑)、
こっそりオーダーして点数稼ぎ奥様を驚かせててみてはいかがですか?
お問い合わせはemoticon-0154-mail.gifへどうぞ
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  by studio_argento | 2010-06-29 11:18 | シルバーアクセサリー | Comments(0)

らせんのペンダント

何度か食事をさせていただいて顔見知りになったシェフからご注文いただきました。

プレゼント用にオーダーされたのはプラチナ製ペンダント。 
ガーネットがワンポイントになっています。
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オーダーいただいた時のご希望として、ガーネットを使うこととリングを通して使えるデザインにしてほしいとのことでした。
普通にチェーンにリングを通すと直角になってしまい、どうしても座りが悪くなってしまいます。
それに石を置いたトップとあまり当たっても困ります。
そこでいろいろと考えて思いついたのが螺旋。
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螺旋の中にチェーンとリングを通すことによってリングが正面を向いて固定されます。
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使っているうちにリングがまわって落ちてしまうのではないかと心配されるかもしれませんが、螺旋の両端は閉じてあり、そこにチェーンを通しているので落ちることはありません。

リングを通さない時も、螺旋をぶら下げたりチェーンに通したりして雰囲気を変えることができます。
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チェーン自体も長さを自由に調整できるタイプですのでチョーカーとしても使えます。

写真撮影に使ったリングはお店にあったサンプルのものですが、いつかこのペンダントにとても意味のあるリングが下がる日が来るのかもしれませんね。
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  by studio_argento | 2010-02-02 15:50 | ジュエリー | Comments(0)

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