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受け継いでゆく

おばあさまから譲られたという金の指輪。
結婚を機にエンゲージリングに作り直させていただきました。




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ダイヤモンドを丁寧に取り外して地金の方は熔解して再利用。

同時にオーダーいただいた結婚指輪とフィットするように作りました。
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孫を思うおばあさまの気持ちがこもった素敵なリングになりました。

当店ではオーダーいただいた方が持ち込まれたジュエリーについては
地金の再利用や下取りをさせていただいています。
下取りに関しては分析をした上で制作費から相殺させていただいています。
買取店ではそのまま出してしまう宝石も、丁寧に取り外してお返しします。
もちろん地金も宝石も、新たなジュエリーに使えます。
(再利用に適している場合に限りますが)

デザインが古かったりサイズが合わなくて使えない、
でもそのジュエリーに想いがあるようなときぜひご相談ください。
渡す人、受け継ぐ人の気持ちを大事にリフォームさせていただきます。
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  by studio_argento | 2016-04-25 12:57 | ブライダル | Comments(0)

日本の指輪

鎖国を解いて海外からの文化がどっと流れ込むまでは日本には「指輪」の文化は長く失われていました。
江戸時代以前で指輪を多く見ることができるのはなんと古墳時代。
当時は祭祀をつかさどる人や身分の高い人の地位を表わす装身具として使われていました。
その後聖徳太子が冠位十二階を定めたことにより、装飾品による地位の表現の必要がなくなり
廃れていったと聞いたことがあります。

さて、今回ご紹介する指輪は太古より連綿と続く神道に仕える宮司さんからのオーダーです。
近代西欧文化と日本の伝統とをなんとかうまくミックス出来ないかといろいろと打ち合わせをしました。
その結果使うことになったのは神社のあちこちに見られる雲のデザイン。
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ご神体に近いものの装飾も考えたのですが、やはりそれは「畏れ多い」とのことで
建築の装飾につかわれているものになりました。

その時のやり取りの一部をご紹介しましょう (>I様 差し支えがあれば削除しますので)
  ●Design2の雲の彫刻がスッキリしてていいなぁと思います。
拝殿の雲の彫刻も非常に思い入れのあるものですので。

●Design3の内行花紋八葉鏡は神職的には、かなり萌えますが♪。。。
内行花紋八葉鏡はあまりにも神威があるものですので、畏れ多いということがあって(>。<)。

 
●写真を添付しておりますが、リングは、ねじった感じ?みたいにできるでしょうか??この場合はダイヤは爪でとめるんでしょうか?
爪だったら
五方光鏡(当社拝殿の写し鏡)みたいなデザインの爪がいいかなと思います。
五箇所で留めるだけなんですが。




取り寄せたダイヤ数個の中からひとつ選んでいただき
プラチナ地金を曲げて
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ダイヤの「座」を作り
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「腕」と呼ぶリング部分も制作。
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バランスを検討

研磨したものをロウ付けして
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強度を確保する補強も追加して、彫りを入れる準備(彫りは専門の職人さんにお願いします)
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そして出来上がったリングがこちら
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こうやってみると簡単にできたように見えますねぇ。 でも結構気を使った仕事なんですよ 笑)

お相手には内緒のサプライズでした。
サイズが判らないのでおおよそで制作したのですがやはり合わず。 泣)
まあ仕方ないですね。
プレゼント後にサイズ直しをして対応しました。

その後、縁談がまとまったお二人が来店され、結婚指輪のほうも制作依頼していただきました。
出来たリングはこちら。
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女性のご希望でミル打ちという粟粒状の装飾を入れました。
またサイズを変えたダイヤとピンクトルマリンを留めてあります。
男性のほうは婚約指輪で使った雲のデザインを彫りました。

神職という日本的なお仕事の方にも似合う良いリングが出来上がりました。

それにしてもなぜ日本に指輪の文化が残らなかったのか。
もしずっと続いていたら、各時代にどんな指輪が作られていたのか
なんて想像するのも楽しいですね。
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  by studio_argento | 2013-04-17 10:06 | ブライダル | Comments(0)

サプライズ その後

非常にドラマチックで感慨深い仕事をさせていただいてから約9か月。
お客様から連絡をいただきました。
そう、今度は結婚指輪のご依頼です。

エンゲージリングのデザインに合っていて、重ねづけできるものというのが一番のご希望。
 
いくつかご提案したデザインの中から選んでいただき制作することになったのですが
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メールでやり取りをしていて、どうもお客様のレスポンスが妙です。

どうやら前回と同様ウェディングリングのほうも新婦に内緒で進めている様子です。
ということはエンゲージリングを拝見してそれに合ったデザインで制作するのは無理です。

そこで役に立ったのがワックスモデル。
エンゲージリングの制作時に、立体的な構成を見ていただくために作ったいわゆる
「スタディモデル」です。   完成後もきちんと保管しておいたので役立ちました。
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彫金用ワックスを削って形作り、塗装して出来上がりの雰囲気を見ます。
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1年前はこれを見ながらプラチナで作っていきました。
ですから、出来上がりはほぼこのモデルの形になっています。
今回はこれに合わせてワックスモデルを制作。
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デザインの確認をしていただいてからプラチナで制作しました。
  



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エンゲージリングのカーブに倣った曲線で、デザインとしてはちょうどリボンをひとひねりして
メビウスの輪を作ったような感じ。
2人の間にも表裏がないってことでしょうか。 笑)
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新婦のリングには上質なメレダイヤを選んで、エンゲージリングと呼応する位置に
14ピース留めてあります。

同じデザインで、新郎のリングは少しボリュームを持たせたもの。
ご提案した時に「有名カロッツェリアのラインみたいですね」と
うれしい褒め言葉をいただきました。
そこで気を良くして、内緒で新郎のリングの内側にもメレダイヤを2ピース留めておきました。
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挙式は2月14日。 そう、新郎のリングに2ピース、新婦には14ピース。
ダイヤの数で結婚記念日を表現しておいたのです。
私からのサプライズとなったでしょうか? 

式の数日前、お住まいの関西までリングを持参。
紹介してくれた友人も同席して、食事をしながら納品させていただきました。
予想通り、その席には新婦の姿は無し。
「やっぱりサプライズなんですね」 
「うすうすはわかってるみたいですけどね。 でもこれならきっと喜んでくれます」

本当はその喜んでいただいている顔を見たかったんですけどねえ。 笑)
でもそれは新郎の特権ですよね。

後日しっかりと仲睦まじい2人の写真をメールでいただいたので良しとしましょうか。
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  by studio_argento | 2012-03-09 14:33 | ブライダル | Comments(0)

Li anelli dolce   ~甘い指輪~

そのカップルは新郎となる男性が関東にお住まいでした。
式の予定日のかなり前から帰省のたびにご来店いただき、
何度も相談しておふたりのこだわりをリングにデザインしていきました。

そして無事リングが完成。 仕上がりにも御満足いただけました。
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数日後、新婦となる女性が来店され「リングのデザインのデッサンが欲しい」とのこと。
ラフスケッチで話を進めていたので、あらためて最終段階のデザインを描きなおしてお渡ししました。

式のあと、しばらくしてから一通のメールが式場から届きました。
添付してあった写真を見ると
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ウェディングケーキの上に結婚指輪のデザインで作られた飾りが。

なんでもおふたりの指輪への思い入れが強く、ケーキの飾りにそれを形作ってほしいとパティシエにオーダーしたそうです。
デッサンはパティシエにデザインを伝えるためだったのですね。

頼まれたほうも驚いたかもしれませんが、その写真を見た私も驚きました。
そしてとても嬉しくなりました。
ここまで愛してもらえるリングを創るお手伝いが出来たのですから。

ケーキの上のリングは式の日のおふたりと同じくらい「甘い指輪」だったのでしょうね。
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  by studio_argento | 2011-11-09 19:07 | ブライダル | Comments(0)

Buco della chiave 

ある日一本の電話をいただきました。
「ある人からご紹介いただいたのですが、結婚指輪のオーダーができるとか」
「そうですね。ご希望のデザインで制作可能です。 デザインの相談から始めるのですぐには出来上がりませんが、そのぶんおふたりだけのオリジナルのものが出来上がります。
制作にあたって何度かお会いしてお話ししながらデザインを決めていくのが一般的です。
場合によってはメールなどでの打ち合わせも可能ですが。」
「そうですか。 それではこれから相談にうかがってもかまいませんか?」
「いいですよ。ご来店お待ちしています。 松江近辺の方ですか?」
「いえ、大阪です。」

「ああ、大阪ね」
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・・・・・・





「えええ~!! 大阪ですか!? これからお越しになるのですか??」
「ハイ、クルマで行きます。では。」






数時間後、ご来店いただきました。
大阪の知人に紹介いただいたその方はすでにお相手と同居中。
一刻も早くリングが欲しい、でも既製品ではなくオリジナルのものを
お相手には内緒で作りたいとのことでご来店いただいたのでした。

相談した結果作りあげたリングが
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シンプルで優しいカーブを描くリングの表面にはお互いのイニシャルを彫り込んであります。
そしてその文字をつなぐ部分には鍵穴のデザイン。
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これはお名前にちなんだデザインでもあります。
女性のリングのほうにはピンクサファイアが留めてあります。
男性のリングには内側にダイヤモンドを。
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大阪から、ごく近所の店にでも行くようにお越しになったのですが
往復500キロは大変だったと思います。
でもそれを苦にもせずオリジナルのリングをプレゼントしたい。
お相手を想う気持ちの表れですね。
もちろん出来上がったリングにはご満足いただけました。

これから2人のキーでどんな明日の扉を開けていくのでしょうか。
おしあわせに。

Hさん、ご紹介いただきありがとうございました。
おかげでまた嬉しい仕事がひとつできました。
ちょっとびっくりしましたけどね。 笑)
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  by studio_argento | 2011-10-01 15:16 | ブライダル | Comments(4)

saxophone

中学時代の3年間吹奏楽部でトランペットを吹いていただけなのですが
おかげでいまだにクラシックやジャズにわずかながらも興味があります。

当時はまだ部員も多かった時代、男子生徒は金管、女子は木管となんとなく決まっていました。
そんな中でサックスが木管に入っているのはなんだか不思議な感じがしていました。

もうトランペットを吹かなくなって数十年ですが、また楽器をやってみたいとときどき思いますね。
今度はじめるならトランペット以外なら断然サックス。
あの色っぽい音色は吹く人もきっと気持ちイイでしょうね。
ジャズスタンダードとか吹けるといいだろうなあと妄想しています。

最近は女性プレイヤーも多いようですが、特に寺久保エレナがカッコいいですね。

今回ご紹介するエンゲージリング
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これを贈られる女性はアマチュアサックスプレイヤーです。
デザインの相談を受けた時、すぐにこのデザインが浮かびました。
横向きではわかりにくいかな?
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これ、サックスをイメージしているのです。
朝顔と呼ばれる開口部に0.3カラット+の最上質のダイヤモンドを留め
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キーの位置を小さなメレダイヤで表現しました。
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左の薬指にこれを付けてサックスを持つと、デザインが楽器の向きとシンクロするようになっています。


まだその方の演奏を聞いたことがないのですが、チャンスがあったらぜひ(リングをつけた)演奏を聴いてみたいものですね。
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  by studio_argento | 2011-07-01 13:42 | ブライダル | Comments(0)

サプライズ

1月の終わりのこと、友人から一本の電話をもらいました。
「友達が婚約指輪を作ってほしいと言ってるんだけど力になってあげてくれないかな」

それが始まりでした。
ご紹介いただいた方とお話ししてみると
「つきあいはじめて1周年の2月14日にプロポーズをしてその時に指輪を渡したい」
「良質のダイヤモンドを使って一生の思い出になるリングを作りたい」
「自分の母親のエンゲージリングのダイヤモンドも再利用したい」
「ふたつのダイヤモンドをうまく組み合わせたデザインを考えてほしい」
そういったご希望をお持ちでした。

あまり時間がないので、メインになるダイヤモンドの選定とデザイン案のご提案を並行して進めたのですが、なかなか思うようなダイヤモンドに巡り合いません。
そのうちに2月14日には間に合わなくなってきてしまいました。
「時間に追われて適当なもので間に合わせたくない。 こだわって作り上げたい」
とのことで、その日はプロポーズをするだけになってしまいました。
もちろんお相手の返事はOK。
そこで今度はその1ヶ月後、3月14日を目指すことになりました。
さいわい、いくつかの候補の中から良いダイヤモンドを選んでいただくことができて
それまで相談を重ねて決めたデザインでエンゲージリングの製作を始めました。

直前まで手直しをしながら仕上がりを詰めて、出来上がったのがこちら
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メインのダイヤモンドは1.62カラット。
クオリティはダイヤモンドの名ブランド、ハリーウィンストンで使用されるクラスに準拠したもの。
脇にあるのはお母様のリングから譲り受けたダイヤモンド。(0.33カラット)
全体のデザインの中には
 ○ ふたりの名前のイニシャルCとS
 ○ 惑星や衛星の軌道をイメージしたカーブ(天文好きの彼の希望)
 ○ ちょうど良いふたりの距離感(ダイヤモンドをふたりに見立てて)
 ○ ∞(無限)をイメージしたリングのライン
 ○ ダイヤの座に表された名字のイニシャルM
 ○ 5点の爪で留めて「☆」をイメージしたダイヤモンド
こうったエッセンスが盛り込まれています。

当初3月14日に渡すという予定だったのですが、紹介してくれた友人の粋な計らいで
直前の某イベントでの夕食会でふたりを壇上に呼び、
みんなの前で渡してもらうということになりました。

もちろんふたりはそれを知りません。
私もその場に同席したのですが、(知らぬふりをして座ってるのも冷や汗でしたが 笑)
会場は驚きや喜びに包まれてとてもハッピーな雰囲気になりました。 
おふたりの、特に女性の驚きと喜びは察して余りあるものだったでしょう。
こちらももらい泣きしてしまいそうでした。


その後、双方のご両親ともおふたりの結婚を快諾。
特に新郎のお母様は自分のエンゲージリングがそうやって形を変えて受け継がれていくことを
とても喜んでおられたそうです。

それにしても1.6カラットという大きなダイヤモンドでのリングの製作でしたから
お話をいただいてから納めるまでの1カ月半は私も緊張しっぱなしでした。

デザインに関しても強いこだわりを持った方でしたので何度もメールで写真をやり取りして
細かい部分にまで気に入っていただけるよう仕上げました。
(普段の仕事で手を抜いてるわけではありませんよ、念のため 笑)

出来上がりには(ドラマチックな演出も相まって)満足いただけた様子。
私も充実感に包まれました。


この製作に集中していたため、その間止まっていた仕事のリカバリーも最近やっと一段落。
もうなんだか遠い昔のようにも思えますが、思い出すたびに次への力をもらえる
そんな印象深い仕事でした。
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  by studio_argento | 2011-04-07 14:17 | ブライダル | Comments(4)

Merry Christmas!

今日はクリスマス♪
ここ山陰は昨日から本格的に寒くなり、雪も降ってホワイトクリスマスになりました。
みなさんそれぞれに大切な人と過ごされているのでしょうか。

その大切な人のためのプレゼントを今年もいくつかご注文いただきました。
 自分でデザイン画を描いたペンダント
 店頭で相談してデザインを決めたブルーアゲートのピアス
 いくつかの図案から選んでいただいて作った桜の模様のペアリング
 そして先日もご紹介した柴犬のペンダント
などどれも相手のことを想ってご依頼いただいた楽しい仕事でした。

そんな中、決定版ともいえるプレゼントをご紹介します。
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2本並んだこのリング、音楽が得意ではない人でもこのデザインはご存じでしょう。
「ト音記号」ですね。
これ、実は結婚指輪なのです。
新婦となる女性の名前にある一文字「奏」にちなんだデザインになっていて
女性のリングには中央に12月の誕生石、トルコ石をイメージしてブルーダイヤモンドを
男性のリングには内側にサファイアが留めてあります。
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両脇にはお二人のイニシャルを音符でデザイン化して彫りこんであります。
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このデザインは新郎と私の2人だけで考えました。
なぜか? 
そう、このリングは新郎から新婦へのサプライズプレゼントだったのです。
しかもちょうど今日、クリスマスの日にこの2人は結婚式を挙げているはず。

新婦の驚く顔が目に浮かぶようです。
きっと一生忘れられないクリスマスになることでしょうね。
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  by studio_argento | 2010-12-25 14:26 | ジュエリー | Comments(0)

polished & blasted ウェディングリングの表情

ウェディングリングは夫婦の絆のひとつ。
その重みを大切に感じるカップルは「既成のモノではなくオーダーメイドで。」
ということが多いようです。

オーダーメイドならではの良さは、自由な発想。
男女それぞれに似合うデザインや好みの反映がしやすいのです。

今回のリングのデザインは主に新婦の希望に沿ったものでしたが
新郎の希望を取り入れてそのリングは角のあるいわゆる「平打ち」タイプに。
新婦の「甲丸」タイプの柔らかさとは違った男性らしいカタチにしました。
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そのうえでさらに「サンドブラスト」して表面を艶消しに。
落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
中央にあるハートのモチーフを生かすためにその部分だけは艶を残してあります。

いったんきれいに磨き上げたリングに
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マスキングテープで慎重にマスキング。
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ガラスビーズを圧搾空気で吹き付けて艶消しにします。
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ハートのモチーフは当店でも一番人気のデザインですが
表現の仕方はさまざまですね。
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基本的なコンセプトは共通にしておいて、部分的に各自の好みを反映する。
こんなことが出来るのもオーダーメイドならではと思うのです。

新郎はそのお仕事の関係上、勤務中はリングをつけることが出来ないとのことで
ペンダントとして使えるようにチェーンを用意させていただきました。
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片時も離れたくないというその想い、素敵ですね。



ブライダルジュエリーに関するお問い合わせはこちらまで。
お気軽にどうぞ。
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  by studio_argento | 2010-06-16 15:08 | ブライダル | Comments(0)

エンゲージリングのサプライズ

過去に製作したものは写真に撮っておくようにしています。
カテゴリー別に分けてフォルダに入れて、デジカメとパソコンは便利ですよね。

お客様が来られると、過去の作品写真を一点づつ入てあるフォルダを開いて
参考のためにお見せすることがあります。

今回のお客様はそんな写真の中の一点に一目ぼれされました。
以前一度紹介したことがある、市松模様のリングです。
新婦のほうが気に入られたのですが、新郎にも受けが良く、これで作ることになりました。

ただ、お二人がオリジナリティを出すためにこだわったのは内側。
原稿を持ってこられて、「このパターンを刻印してほしい」と依頼されました。
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なんだかわかります?
実はこれ、男性が乗ってらっしゃるクルマの「顔」なんです。
アメリカ製オフロード車に乗っておられる新郎はその車で競技(4×4トライアルかな)
に参加しておられるとのこと。
表には新婦の好みのデザインを、内側には新郎のこだわりのデザインを。
お二人で良くバランスを取っている、素敵なカップルでしたね。
内側の刻印は大変でしたが、ご希望通りのデザインで出来上がり、お二人にはとても喜んでいただけました。
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ふと思ったのですが、もしかして新婦は表のデザインにチェッカーフラッグをイメージしていたのではないでしょうか?
新郎の競技会での好成績を祈って。


この話にはちょっと続きがあります。
はじめて二人でご来店いただいた翌日、新郎が一人でいらっしゃいました。
差し出されたのは宝石の王とも呼ばれるアレキサンドライトのペンダント。
なんでも、若いころ(今でも若い方ですが 笑)頑張って自分のために手に入れた品とのこと。
「これを使ってリングを作ってほしい。それを彼女へのエンゲージリングにしたい。」 というご希望でした。
歳をとったせいかこういう話にはグッときて思わず涙がこみ上げそうになるのですが、
それを我慢してお話を伺い、ご依頼を受けました。

ペンダントから石を取りはずして
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作ったリングがこちらです。
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お二人のイニシャル、HとMをモチーフに中央にアレキサンドライトを置いたリングです。
デザインを考える時点で市松模様のウェディングリングを作るのは決まっていましたから
エンゲージリングの縦線はウェディングリングと合うように入れました。
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V字や凹の切り込みはいろいろ変化を持たせています。
2本を重ねて着けると西洋のお城のようにも見えますね。
後日、このリングを受け取ったという新婦が次にご来店された時の嬉しそうな顔は忘れることができません。
ほんとうに素敵なカップルでした。

チェッカーフラッグ、4×4、イニシャル、二人の城、宝石の王、いろいろなキーワードがすべて互いを想いあう二人を表している、そんなリングが出来上がりました。

畑違いとはいえ、おなじ4輪で競技している者同士、ときどき話がそちらに脱線してしまって打ち合わせが進まなかったというのはご愛敬でしょうか。 笑)
K様、一度サーキットにも遊びに来てくださいね。
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  by studio_argento | 2010-03-06 19:01 | ブライダル | Comments(0)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE