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Li anelli dolce   ~甘い指輪~

そのカップルは新郎となる男性が関東にお住まいでした。
式の予定日のかなり前から帰省のたびにご来店いただき、
何度も相談しておふたりのこだわりをリングにデザインしていきました。

そして無事リングが完成。 仕上がりにも御満足いただけました。
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数日後、新婦となる女性が来店され「リングのデザインのデッサンが欲しい」とのこと。
ラフスケッチで話を進めていたので、あらためて最終段階のデザインを描きなおしてお渡ししました。

式のあと、しばらくしてから一通のメールが式場から届きました。
添付してあった写真を見ると
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ウェディングケーキの上に結婚指輪のデザインで作られた飾りが。

なんでもおふたりの指輪への思い入れが強く、ケーキの飾りにそれを形作ってほしいとパティシエにオーダーしたそうです。
デッサンはパティシエにデザインを伝えるためだったのですね。

頼まれたほうも驚いたかもしれませんが、その写真を見た私も驚きました。
そしてとても嬉しくなりました。
ここまで愛してもらえるリングを創るお手伝いが出来たのですから。

ケーキの上のリングは式の日のおふたりと同じくらい「甘い指輪」だったのでしょうね。
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  by studio_argento | 2011-11-09 19:07 | ブライダル | Comments(0)

Buco della chiave 

ある日一本の電話をいただきました。
「ある人からご紹介いただいたのですが、結婚指輪のオーダーができるとか」
「そうですね。ご希望のデザインで制作可能です。 デザインの相談から始めるのですぐには出来上がりませんが、そのぶんおふたりだけのオリジナルのものが出来上がります。
制作にあたって何度かお会いしてお話ししながらデザインを決めていくのが一般的です。
場合によってはメールなどでの打ち合わせも可能ですが。」
「そうですか。 それではこれから相談にうかがってもかまいませんか?」
「いいですよ。ご来店お待ちしています。 松江近辺の方ですか?」
「いえ、大阪です。」

「ああ、大阪ね」
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・・・・・・





「えええ~!! 大阪ですか!? これからお越しになるのですか??」
「ハイ、クルマで行きます。では。」






数時間後、ご来店いただきました。
大阪の知人に紹介いただいたその方はすでにお相手と同居中。
一刻も早くリングが欲しい、でも既製品ではなくオリジナルのものを
お相手には内緒で作りたいとのことでご来店いただいたのでした。

相談した結果作りあげたリングが
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シンプルで優しいカーブを描くリングの表面にはお互いのイニシャルを彫り込んであります。
そしてその文字をつなぐ部分には鍵穴のデザイン。
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これはお名前にちなんだデザインでもあります。
女性のリングのほうにはピンクサファイアが留めてあります。
男性のリングには内側にダイヤモンドを。
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大阪から、ごく近所の店にでも行くようにお越しになったのですが
往復500キロは大変だったと思います。
でもそれを苦にもせずオリジナルのリングをプレゼントしたい。
お相手を想う気持ちの表れですね。
もちろん出来上がったリングにはご満足いただけました。

これから2人のキーでどんな明日の扉を開けていくのでしょうか。
おしあわせに。

Hさん、ご紹介いただきありがとうございました。
おかげでまた嬉しい仕事がひとつできました。
ちょっとびっくりしましたけどね。 笑)
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  by studio_argento | 2011-10-01 15:16 | ブライダル | Comments(4)

水の流れ

大分県竹田市に白水溜池堰堤(白水ダム)というダムがあります。
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日本で一番美しいダムともいわれ、CMでも使われたことがあるそうです。
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1年前にご来店いただいたご夫婦。
今年迎える結婚20周年の記念リングの制作依頼でのご来店だったのですが、
そのデザインモチーフとして希望されたのがこのダムを流れる水でした。

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水の流れに地球上を巡る水の循環をイメージして人生に重ね合わせ、
また計算して配置された敷石の上をはじけるように流れる水の景色に
人工物(人間)と自然との「協調」を感じてのご希望でした。



途中、春にはお嬢様の進学祝いのジュエリー制作などをさせていただきながら
時間をかけてじっくりとデザインを練っていき、そうしてこの夏に出来上がったのが


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2本を重ねて水の流れを表現しています。

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一周ぐるりと施されたデザインは水の循環を思わせます。




ご夫婦で同じサイズだったのでまず一周を同じ数で分割。
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それぞれの上下に曲線部分を付けて流れをイメージ。
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境界部に段差を付けて立体的に表現。
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さらに上下で段差を入れ替えて面にねじれを付け、
敷石に跳ねあげられてまた下に潜り込んでいく水の動きを表現してみました。

重ねた2本をずらすことによって流れの表情に変化が現れます。
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内側には葉の上にダイヤを乗せた四つ葉のデザインと
「いつも一緒に」との思いを込めたご主人からのメッセージを。
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アニバーサリーイヤーのうちにお納めできました。

「いそぎませんから」と言っていただいてはいましたが、
1年もお待たせしてしまって恐縮です。

今回のデザインは難しくて、なかなか「これ」といったものが出てこなかったのですが
最終的にはお客様からも「希望通りのものになりました」とお褒めいただき、
また私も満足のいくものが出来上がりました。
努力が報われましたね。
 
またひとつ嬉しい想い出を、そして次への力をいただいた仕事でした。
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  by studio_argento | 2011-09-06 12:25 | ジュエリー | Comments(4)

ティファニーセッティング

ティファニーセッティングとは、ティファニー社が1個石ダイヤモンドを最も美しく魅せる方法として
1886年に6本の立爪のセッティングとして開発した石留め法です。
ダイヤモンドが持ち上げられているため、光があらゆる方向から入り、
輝きがより強く引き出されています。
現在では婚約指輪(エンゲージリング)の代表的な石留め法の名称のひとつとなっています。
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ただ、私が思うにこのデザインはあくまでパーティーなどへの『おでかけ用』なのではないかと。

その証拠にお客様が持ち込むダイヤのリフォームの多くがこのタイプのリングで、
その理由が「普段使えないから」というものがほとんどだからです。

もちろんティファニーセッティングやそのバリエーションのセッティングは 
ダイヤの良さを最大限に発揮する素晴らしいデザインですし
それを贈った人の気持ちもうつくしいものであったとは思いますが
どんなに素晴らしいリングもライフスタイルに合わないものではそれこそ宝のもちぐされですね。

今回もそんな立爪のリングのリフォームのご依頼をいただきました。
1カラットと0・22カラットのふたつをひとつに合わせて作り直しです。
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お客様がはずしたくなくなるようなデザインを考えないといけないですね。
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  by studio_argento | 2011-07-12 18:29 | ジュエリー | Comments(2)

saxophone

中学時代の3年間吹奏楽部でトランペットを吹いていただけなのですが
おかげでいまだにクラシックやジャズにわずかながらも興味があります。

当時はまだ部員も多かった時代、男子生徒は金管、女子は木管となんとなく決まっていました。
そんな中でサックスが木管に入っているのはなんだか不思議な感じがしていました。

もうトランペットを吹かなくなって数十年ですが、また楽器をやってみたいとときどき思いますね。
今度はじめるならトランペット以外なら断然サックス。
あの色っぽい音色は吹く人もきっと気持ちイイでしょうね。
ジャズスタンダードとか吹けるといいだろうなあと妄想しています。

最近は女性プレイヤーも多いようですが、特に寺久保エレナがカッコいいですね。

今回ご紹介するエンゲージリング
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これを贈られる女性はアマチュアサックスプレイヤーです。
デザインの相談を受けた時、すぐにこのデザインが浮かびました。
横向きではわかりにくいかな?
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これ、サックスをイメージしているのです。
朝顔と呼ばれる開口部に0.3カラット+の最上質のダイヤモンドを留め
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キーの位置を小さなメレダイヤで表現しました。
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左の薬指にこれを付けてサックスを持つと、デザインが楽器の向きとシンクロするようになっています。


まだその方の演奏を聞いたことがないのですが、チャンスがあったらぜひ(リングをつけた)演奏を聴いてみたいものですね。
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  by studio_argento | 2011-07-01 13:42 | ブライダル | Comments(0)

Lotus

予想外に早い梅雨入りで、旧車&バイク好きには残念なシーズンになってしまいましたね。
早く梅雨明けするか、雨の日の少ない梅雨になってくれるといいなと思うのは勝手でしょうか?

さて、桜の後は一気に花のシーズンですが、これから咲く花の中に蓮(Lotus)があります。
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蓮の花と言えば泥水の中から生まれて来て美しい花を咲かせるところや
その葉が水に濡れない(ロータス効果と言うそうです)から 
ヒンドゥー教では俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴のようにとらえられ
そのイメージは仏教にも引き継がれ、仏の知恵や慈悲を象徴するものとして
仏像(如来像)の台座に蓮華台として使われたりしています。
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スリランカで採れるサファイアの中に蓮の花を想わせる美しいオレンジがかったものがあります。
(コランダムと言う鉱物の中で赤いものをルビー、それ以外をサファイアと呼びます)
これはパパラチアサファイアと呼ばれ、サファイアの中でも特に人気が高いものです。
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(pcモニターではその色は再現できないでしょうね。美しい色の宝石です)
このパパラチアという言葉、もともとは 「パルマラージャー」 というサンスクリット語で
その意味は 「王の花」 です。(マハラジャのラジャですね)
まさに天上界に咲く花をイメージした宝石ですね。




さて、今回の作品はそのパパラチアサファイアを使ったものではなく
蓮の花のカタチのほうをデザインしたゴールドのリングです。
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もともと旅先で買った思い出深いルビーを使い当店で製作したリングがアクシデントで壊れてしまい(奇跡的に石は助かったのですが)今回そのリングに使っていたメレダイヤを使用してのリフォームとなりました。
デザインはお客様からのいわゆる「持ち込み」です。(雑誌の切り抜きでした)
ただ、それをコピーするのではなく、指のサイズやダイヤの大きさに合わせてバランスを取りなおして、お客様に似合うよう、またイメージに近くなるよう何度か打ち合わせやワックスモデルでの検討をして製作しました。
出来上がりは充分満足いただけたようです。

今回のデザインはヨーロッパのもののようでした。
蓮の花は西洋の人にとって神秘的な花なのでしょうね。



このブログをご覧いただいている方の多くは蓮と聞くとあの「LOTUS」を思い出すでしょうね。
アンドリュー・ブルース・コーリン・チャップマンが起こした自動車&レースカーメーカーです。
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(よく見るとエンブレムに彼のイニシャルがすべて入っていますね。)
彼が自分の作る車にLOTUSと名付けたのは東洋思想があったからとか
奥様のあだ名がそうであったとか言われていますね。
でもヨーロッパにも蓮の花に関する話があって
ギリシア神話では「その実を食べると世の苦労を忘れる」架空の花だそうです。
もしかしたらチャップマンは彼の作る車が乗る人にとっての「蓮の実」になってほしかったのかもしれませんね。
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  by studio_argento | 2011-06-01 14:48 | ジュエリー | Comments(4)

ココアちゃんのペンダント

車好きにとって箱根の聖地ともいえる『café Giulia』
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                                            photo by lancistaさん
残念ながら先ごろ店をたたまれたそうです。
何度かお邪魔したことがあったのですが、そのたびに某自動車誌のメンバーにお会いしたり
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たまたま会ったバイク乗りの方とその後つながったりと
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「好き者」どうしの引力を感じる居心地の良い場所でした。
マスターのTさんの料理の腕と車好きは変わらないでしょうから、きっとまたどこかでお会いできるものと信じています。

さて、東がcafé Giuliaだとすれば西には「CAFE MONZA」があります。
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大阪は淀川区にあるここのマスター、Hさんは自分と同い年だからという理由で
イタリア山中に打ち捨てられていた(?)ジュリエッタスパイダーをレストアして輸入したり
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                                           Hさんのブログより拝借
イタリア人から個人売買でFiat600を購入したりとなかなかバイタリティあふれる人です。

ジュリエッタのレストアはアルファロメオのアフターパーツ販売で超有名なAFLAに依頼。
レストア後もAFLAの一族とは友人としてのお付き合いを続けているようですし
600の前オーナーさんとも家族ぐるみのお付き合いをされています。
ただモノを買うだけではない、自ら努力して得て、その上そこでできた縁を大切に育てていく
そのスタンスはいつも憧れています。

さて、そんなHさんは昨年、奥様へのプレゼントとして四つ葉のリングをご注文してくださったのですが(正確にはご子息からお母さんへのプレゼントとしてです)
この春は姪御さんのためにご注文くださいました。

就職が決まったお祝いに作ったのは
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飼い犬のミニチュアダックスフント「ココアちゃん」のペンダント。
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いくつかデザインを提案したうち、やはり若い人に向く一番かわいらしいデザインを選ばれました。
低い位置から飼い主を見上げるようにして小走りでついていく。
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飼い主とペットとのつながりをイメージして描いたデザインだったので
私としてもこれを選んでいただいたのは嬉しかったですね。
裏面には姪御さんのお名前とcocoaちゃんの刻印
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日頃両親や近い親族への気配りを忘れがちな私にはなかなか「耳が痛い」話ですが
Hさんの思いやりが良く表れたいいプレゼントでした。

CAFE MONZAにもまた行きたいですね。
箱根と違って街中ですが、センス良く飾られたポスターやインテリア、そして何よりHさんの
人柄がとても居心地よくしてくれますから。
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  by studio_argento | 2011-05-10 15:57 | シルバーアクセサリー | Comments(8)

サプライズ

1月の終わりのこと、友人から一本の電話をもらいました。
「友達が婚約指輪を作ってほしいと言ってるんだけど力になってあげてくれないかな」

それが始まりでした。
ご紹介いただいた方とお話ししてみると
「つきあいはじめて1周年の2月14日にプロポーズをしてその時に指輪を渡したい」
「良質のダイヤモンドを使って一生の思い出になるリングを作りたい」
「自分の母親のエンゲージリングのダイヤモンドも再利用したい」
「ふたつのダイヤモンドをうまく組み合わせたデザインを考えてほしい」
そういったご希望をお持ちでした。

あまり時間がないので、メインになるダイヤモンドの選定とデザイン案のご提案を並行して進めたのですが、なかなか思うようなダイヤモンドに巡り合いません。
そのうちに2月14日には間に合わなくなってきてしまいました。
「時間に追われて適当なもので間に合わせたくない。 こだわって作り上げたい」
とのことで、その日はプロポーズをするだけになってしまいました。
もちろんお相手の返事はOK。
そこで今度はその1ヶ月後、3月14日を目指すことになりました。
さいわい、いくつかの候補の中から良いダイヤモンドを選んでいただくことができて
それまで相談を重ねて決めたデザインでエンゲージリングの製作を始めました。

直前まで手直しをしながら仕上がりを詰めて、出来上がったのがこちら
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メインのダイヤモンドは1.62カラット。
クオリティはダイヤモンドの名ブランド、ハリーウィンストンで使用されるクラスに準拠したもの。
脇にあるのはお母様のリングから譲り受けたダイヤモンド。(0.33カラット)
全体のデザインの中には
 ○ ふたりの名前のイニシャルCとS
 ○ 惑星や衛星の軌道をイメージしたカーブ(天文好きの彼の希望)
 ○ ちょうど良いふたりの距離感(ダイヤモンドをふたりに見立てて)
 ○ ∞(無限)をイメージしたリングのライン
 ○ ダイヤの座に表された名字のイニシャルM
 ○ 5点の爪で留めて「☆」をイメージしたダイヤモンド
こうったエッセンスが盛り込まれています。

当初3月14日に渡すという予定だったのですが、紹介してくれた友人の粋な計らいで
直前の某イベントでの夕食会でふたりを壇上に呼び、
みんなの前で渡してもらうということになりました。

もちろんふたりはそれを知りません。
私もその場に同席したのですが、(知らぬふりをして座ってるのも冷や汗でしたが 笑)
会場は驚きや喜びに包まれてとてもハッピーな雰囲気になりました。 
おふたりの、特に女性の驚きと喜びは察して余りあるものだったでしょう。
こちらももらい泣きしてしまいそうでした。


その後、双方のご両親ともおふたりの結婚を快諾。
特に新郎のお母様は自分のエンゲージリングがそうやって形を変えて受け継がれていくことを
とても喜んでおられたそうです。

それにしても1.6カラットという大きなダイヤモンドでのリングの製作でしたから
お話をいただいてから納めるまでの1カ月半は私も緊張しっぱなしでした。

デザインに関しても強いこだわりを持った方でしたので何度もメールで写真をやり取りして
細かい部分にまで気に入っていただけるよう仕上げました。
(普段の仕事で手を抜いてるわけではありませんよ、念のため 笑)

出来上がりには(ドラマチックな演出も相まって)満足いただけた様子。
私も充実感に包まれました。


この製作に集中していたため、その間止まっていた仕事のリカバリーも最近やっと一段落。
もうなんだか遠い昔のようにも思えますが、思い出すたびに次への力をもらえる
そんな印象深い仕事でした。
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  by studio_argento | 2011-04-07 14:17 | ブライダル | Comments(4)

3月25日

震災後2週間も経って今更ではありますが
東北、関東、長野で起きた大きな地震で被災された方々にお見舞いを申し上げます。
また、それにより不幸にも命を落とされた方々に心よりお悔やみを申し上げます。

いま現在も被災地では不便な生活を続けておられるでしょう。
帰る家どころか街もなくして先の見えない方々、
荼毘にふすことも叶わず埋葬される人々やそのご家族のことなどを思うと
胸が締め付けられるような気がします。

また、福島原発では事態を鎮静化させるために決死の努力をしておられるものと思いますが、
風評被害や電気や水など生活基盤を脅かす影響なども出て
広い地域で大変なことになっているようですね。

遠く離れて目に見えては被害を受けなかった我々にできることは、
直接的には義援金や献血、必要とされる援助物資の提供などを「長く」つづけること。
間接的には自分の仕事を今まで以上にやって、経済を回すことだと思います。
これからは復興に向けお金はいくらあっても足りないでしょう。
増税の可能性や石油製品の値上げもあると思います。
しっかり働いて生活を守りながら、少しでも余裕があれば、
というより余裕を作って援助に回したいと考えています。

さて、そこで仕事の話です。
前回の記事に書いたように年明け以降例年になく忙しくしていました。
ゴールドのリングを納めた後はちょっと時間が厳しい仕事が待っていました。

本来3月初めごろ納める予定のものが、10日ほど早まってしまったのです。
なんとか間に合わせたのがこちら
トリビュートフェラーリ
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フィアット500をベースにフェラーリへのオマージュを込めた限定車。
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それをモチーフにしたキーリングです。

正面からの絵をデフォルメしてフラットなプレート型にデザイン。
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K18ホワイトゴールドで製作して、ライトやストライプの部分にダイヤをちりばめました。
本来は中央にはサソリがいるのですが、女性向けってことで馬にしました。

裏側にはイニシャルを彫刻。
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 裏から見ると鞄のようにも見えますね。 高級バッグに着けてもおしゃれかも。

ご依頼いただいた方が2月20日のホームパーティーで車のオーナーさんに
プレゼントされたのだそうですが、とても喜んでいただけたとのこと。 

頑張ったかいがありました。

こんなふうに仕事も忙しかったし、気持ちもなかなか記事を書く方向に向かわなくて
前回の記事から1カ月以上空いてしまいましたね。
やっと書くことができたのでまた少しずつ書いていこうと思います。
相変わらずのマイペースになると思いますが、よろしくお付き合いください。


あ、忙しいと言いながらもきちんとガレージには通っていますよ。  笑)
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  by studio_argento | 2011-03-25 14:24 | 日常 | Comments(4)

一難去ってまた一難

といってもこの場合、「難しい仕事」って意味です。 笑)

例年1月から3月ぐらいまでは仕事が少なく、暇なことが多いのですが
今年は少し様子が違っています。
ありがたいことにいろいろな仕事をご依頼いただいてかなり忙しく過ごしているのです。

その仕事の中のひとつで昨年末から手掛けていた「難しい」オーダーがやっと出来上がりました。
このリングです。
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これは私自身のデザインではないのですが、ご依頼いただいたお客様は強いこだわりを持った方で、どうしてもこのデザインで「私に」製作してほしいとのことでした。

一度は様々な理由からお断りしたのですが、どうしても諦めきれないとのことでしたので
その思いにこたえるべく製作することにしました。

現物を横に見ながら作ることもできず、お預かりした数枚の写真と、製作途中での数回の打ち合わせだけでご本人のイメージするものに近付けるのはなかなか大変でしたが、なんとか私なりの形になりました。

今週末には引き渡しです。(もうご本人は写真を見てらっしゃるので掲載しても問題ないでしょう)
喜んでいただけるといいのですが。



「一難(笑)」は去ったのですが、またすぐ次の難しい仕事が待っています。
時間的に厳しいものや、今までにないほど気を使わなければならない仕事など
それぞれハードルが高いものばかりです。  ふ~・・・汗)
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ひとつづつ着実に仕上げて喜んでいただきたいですね。
お客様の笑顔が何よりのエネルギー源ですから。

また、今日はひとつウェディングリングを納めました。
ふたりの笑顔を描いたイラストを刻印したリング。
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イラスト通り満面の笑みで受け取っていただけました。
おかげでこちらも充電完了。 次に向けて力が湧いてきました。
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  by studio_argento | 2011-02-15 14:28 | ジュエリー | Comments(2)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE