<   2012年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧

 

T様

T様は私の車関係の友人からのご紹介で来店くださいました。
もうお付き合いさせていただいて何年になるでしょうか・・。

一般的にオーダー希望のお客様でもこんなものを作ってほしいと具体的におっしゃる方は
ほとんどいません。 いろいろとお話ししながらイメージを具現化していくのが普通です。
そのプロセスも含めて「デザインすること」であると考えて制作させていただいています。 
またそのプロセスが出来上がったジュエリーに愛着を持つひとつの要素にもなると
思っています。

しかしT様はジュエリーにはひとかどならぬ想いがあり、自分の欲しいもののイメージを
しっかり持っている、そんな少し珍しいタイプのお客様でした。

ですからT様のオーダー場合は一般的な場合と逆に、
お客様の方から提案をいただいてそれに私が合わせていくというプロセスとなりました。

もちろんいくらジュエリーが好きといっても制作サイドの見方まではご存知ありません。
制作にあたり技術上のいろいろな問題をクリアしなければいけません。
特性を見極めた素材の選択や表現に適した技法も選ぶ必要があります。
場合によってはご希望の表現ができないこともあります。
そこをうまくクリアしていく方法も考えなくてはなりません。
ご予算との兼ね合いもあります。

当初はそのあたりのご説明が上手くできずにちょっとギクシャクしてしまいました。
また、制作費に関しても、比重の重い貴金属の出来上がりの地金の重さを推測するのが難しく、
さらに相場が変動するために一般的な見積書のような正確なものを出すのは困難で、
職務上そういった見積りに慣れておられるT様にはかなりストレスになったようです。

それでも「良いモノを作りたい」との想いはお互いに強いものでしたので
なんとか最初の1点を作ることができ、ありがたいことにそれは気に入っていただけました。

その後、年に1~2個のペースでオーダーをいただけるようになりました。
f0179073_18131257.jpg
                                   これは何番目のオーダーだったかな?








そしてこの春(本当は冬の間に出来上がるはずだったのですが)
お納めしたペンダントトップがこれです。
f0179073_18122977.jpg
ピンクゴールドのフレームに様々な形のアメジストを埋め込み、
縁となる部分とチェーンの通るバチカン部分にはタンザナイトが留められています。

f0179073_18124120.jpg
アメジストの周囲は黒い塗装仕上げ。 全体を引き締めています。
深い紫の花弁をもつビオラのような、ちょっとなまめかしいジュエリーとなりました。 
私自身もとても気に入っています。

制作初期の段階から何度もメールのやり取りでデザインの向きや塗装の範囲などを細かく
打ち合わせをし、必要があれば隣町からご来店いただいて満足いくまで検討していただいて
制作しました。
f0179073_18181330.jpg
                                   制作途中のワックスモデル


このような打ち合わせを続けていると、お互いを分かり合える部分が出てきて
言いたいことやイメージが伝わりやすくなってくるように思います。
自分の作品づくりとは違った醍醐味ですね。

T様が提案されるデザインはいつもハードルが高いのですが、
私ひとりではなくお客様と共に越えていくと思えば立ち向かうエネルギーも倍増しますね。

実はもう次のプランはいただいています。
やっぱりこれもとてもハードルが高いんですよね、嬉しいことに
[PR]

  by studio_argento | 2012-07-31 18:25 | ジュエリー | Comments(2)

海の日は山へ

海の日は久しぶりに夫婦で休みが合ったのでプチツーリングに。
「海?山?」と聞かれ、「やっぱり山でしょう。 涼しいし。」
ってことで2台で大山目指しました。

6月に前を通り過ぎたときに気になっていた桝水高原の「天空リフト」に乗ることに。
f0179073_13373848.jpg
               向かって左のリフトです   
f0179073_13433426.jpg
               右の峰の上のほうに見えるこの黒い影って何? 大きな岩かな?
   


f0179073_13382190.jpg
               
               乗り場近くにいたヤギにちょっかい出す。     
f0179073_13383551.jpg
                うりゃうりゃ。 きもちいいか。  笑)    
f0179073_1338451.jpg
               気持ちよかったらしく、足元の岩でもすりすり。     
f0179073_13392732.jpg
               油断させておいての「ぢごく突き」   @あみとうちゃん     

f0179073_13492591.jpg
               陣笠?? 何故? 笑)   


乗り場でも平地より涼しかったのですが上まで上がると風も気持ちよく別天地。
f0179073_1340432.jpg
f0179073_13402663.jpg
f0179073_13403894.jpg
f0179073_13411356.jpg
f0179073_144624.jpg
遠く弓ヶ浜を一望する景色や大山山腹をトラバースする横手道の散策を楽しみました。


降りてからレストハウスで大山バーガーに舌鼓を打ってからさらに山へ。
このレストハウス、来年のランチスポットに使えるかも。 (さて何のことでしょう 笑)



軽くひと走りしてからブルーベリーファーム脇のカフェで休憩。
f0179073_13441730.jpg
                         眠い。 笑)

ソフトクリームを食べ終わって外に出ると、家族連れの若いお父さんがルマンの前に。
「こんにちは」と挨拶すると
「初めて見ました。 感動です~」と。
「まあこの辺では珍しいですね。 何か乗ってらっしゃるんですか?」
「ええ、V7クラシックに。」
「へ~、いいですねえ。 今日はどちらから?」
「S市です。」
「あれ? ブログ書いてません?」
「あ、もしかして指輪とか作ってる・・・・」

ま、マイナーなブランドですから会えばどこかでつながる可能性は高いんでしょうが
偶然何度かコメントしたことのあるお方でした。
狭いですね。
○○クルマ○さん、今度はループ橋で会いましょう。



その後鏡ヶ成に上って、ロコのライダーのたまり場の中に友人を探しましたが見当たらず。
そのまま走って、家内お気に入りの「秘密の場所」へ。
f0179073_13505474.jpg
f0179073_1351736.jpg

f0179073_1495127.jpg
20年ほど前に家内に教わってからほとんど景色の変わらない気持ちいい場所です。
(知ってる人がいても場所を明かさないでくださいね 笑)

西のほうから雲がわいてきたので早めに帰路に。
f0179073_13495021.jpg

130キロほどのプチツーリングではありましたが、メッシュジャケットとクールインナーのおかげで思ったほど辛くなく、山や木陰は涼しく走れました。

やっぱり夏は山だな。と思った海の日でした。
[PR]

  by studio_argento | 2012-07-17 14:13 | 日常 | Comments(14)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE