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今年もあと・・

早いもので今年もあと2日ちょっとになってしまいましたね。

振り返ると今年も様々な方の「人を大切に思う気持ち」を形にするお手伝いができて、
良い年であったと思います。
そうして得られる喜びが年をとるにつれて大きくなっていくような気がします。
今の仕事を選んで良かったなと、つくづく思います。

来る年もたくさんの人の愛にあふれた笑顔を見られるよう頑張らなければいけませんね。

今日は今年最後の営業日。
お昼頃にお客様がかなりマニアックなオーダー品を引き取りにご来店。
午後は県外からオーダーをいただいていたペンダントを仕上げて発送しました。
どちらも「年明けでもいいよ」と言われていたのですが、
新年すぐに使っていただきたくて仕上げてしまいました。
両方とも面白いものでしたので、近いうちにまたご紹介しましょう。



趣味のほうでは5月のレースでの#35ジュリアクーペのガラス破損、
11月の#73スパイダーのエンジンブローと、あまり嬉しくない出来事も起きましたが、
#35はベストタイムも刻みましたし、#73もまたエンジンいじりが楽しみです。

昨年復活した2輪もモトグッチV50Monzaがやってきて、家内に譲ったV35と2台、
久しぶりにツーリングに行って楽しめましたし、2輪つながりで新しい知人もできました。
来年もまたマイペースで楽しんでいきたいですね。



さて、これから仕事場の掃除。
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といっても机の上☝は散らかっているのを片づける程度。
火を使うところと水回りとをきれいにして、店舗のほうを主に掃除します。
明日はガレージで洗車できたらいいんですが、天気が荒れそうですね。 どうしようかなあ。

さて、来年は兎年。
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軽快な身のこなしで軽やかにに駆け抜けたいものですね。
このブログをご覧の皆さまにも良い年が訪れますように。
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  by studio_argento | 2010-12-29 15:32 | 日常 | Comments(8)

Merry Christmas!

今日はクリスマス♪
ここ山陰は昨日から本格的に寒くなり、雪も降ってホワイトクリスマスになりました。
みなさんそれぞれに大切な人と過ごされているのでしょうか。

その大切な人のためのプレゼントを今年もいくつかご注文いただきました。
 自分でデザイン画を描いたペンダント
 店頭で相談してデザインを決めたブルーアゲートのピアス
 いくつかの図案から選んでいただいて作った桜の模様のペアリング
 そして先日もご紹介した柴犬のペンダント
などどれも相手のことを想ってご依頼いただいた楽しい仕事でした。

そんな中、決定版ともいえるプレゼントをご紹介します。
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2本並んだこのリング、音楽が得意ではない人でもこのデザインはご存じでしょう。
「ト音記号」ですね。
これ、実は結婚指輪なのです。
新婦となる女性の名前にある一文字「奏」にちなんだデザインになっていて
女性のリングには中央に12月の誕生石、トルコ石をイメージしてブルーダイヤモンドを
男性のリングには内側にサファイアが留めてあります。
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両脇にはお二人のイニシャルを音符でデザイン化して彫りこんであります。
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このデザインは新郎と私の2人だけで考えました。
なぜか? 
そう、このリングは新郎から新婦へのサプライズプレゼントだったのです。
しかもちょうど今日、クリスマスの日にこの2人は結婚式を挙げているはず。

新婦の驚く顔が目に浮かぶようです。
きっと一生忘れられないクリスマスになることでしょうね。
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  by studio_argento | 2010-12-25 14:26 | ジュエリー | Comments(0)

傘がない

♪都会では~
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あ、いやいやそうじゃなくて

ここ山陰地方ではこの時期、冬型の気圧配置になると「時雨」と呼ばれる
不安定な天気になります。
そのため「弁当忘れても傘忘れるな」といわれるぐらい。
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ちょっとそこまで出かけるだけでも帰りに降られてしまうことも多々あります。
先日も出かけた先で傘が・・・・

あ、いやいやそうでもなくて




今日の話はこれ
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先日ブローした#73スパイダーのエンジンです
その後ガレージでチェックしたところ1番の排気バルブが
傘の付け根からぽっきりと折れていることが判明。
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そう、「傘がない」だったんです。
落ちた傘が燃焼室で暴れまわり、一瞬にしてヘッド側を破壊
ピストントップにも大穴をあけていました。
ヘッドをめくってみると、ピストンにあいた穴にバルブの傘がちょこんと。
う~ん、泣けますね。 ヘッドは再利用不可能でしょう。
腰下への悪影響がないといいのですが。

とりあえず全バラにして一からやり直しですね。
チューニングに関してはオーナーの家内が「梅コースで」と言うので
知恵と手間を使ってコツコツやることになりそうです。 
#35と同じぐらいのパフォーマンスが出ればいいかな。

プロにお願いするという選択肢もあったのですが、さいわい手元にスペアエンジンもあり
自分でバラしてしまった手前、今回はセルフビルドでいくことにしました。
「梅コース」ですしね。 笑)
でも壊れたエンジンを見ているとまたいろいろと教えてくれそうで
この冬も楽しいオフになりそうです。(ガレージは寒いけど)

がんばって作り上げればきっと家内も喜んでくれるでしょう。
まさか「傘がない」のB面みたいなことは無いとおもいますが・・・
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  by studio_argento | 2010-12-18 18:18 | ヒストリックカー | Comments(10)

ちょっと嬉しい再製作

1999年というともう11年も前ですね。
その年に結婚指輪を作らせていただいたお客様からお電話をいただきました。

奥様のリングが見当たらなくなったとのこと。
お仕事の関係で外す機会が多く、気づいたらどこに行ったかわからなくなってしまったそうです。

プラチナとピンクゴールドのコンビのリングは、内側の刻印をお二人で打った思い出深いもの。
奥様は再製作を希望されました。

当時の記録とご主人のリングを参考に、コンビの地金を用意しました。
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当時は奥様のリングにはご主人が刻印を打たれたのですが、今回は奥様が刻印を打たれました。
刻印が打たれた地金をリングに加工。
ご主人のものと同じデザインで製作しました。
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この際ご主人のリングも磨きなおしてリフレッシュしましょうかと提案したのですが
ご主人は今のままでいいとのこと。
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きれいに磨きあがった奥様のリングとギャップがありますが、それはそれで二人にとっては良いのかもしれませんね。

刻印を打ちながら奥様がおっしゃった言葉がとても印象的でした。
「ここで作ったものでなかったらもう諦めていたと思う」と。
私が製作のお手伝いをしたリングが、二人にとってやはり特別なものになっていたのですね。

あらためて自分の仕事の喜びを感じることができました。
また作り出すモノの意味の重さに襟を正すような思いでもありました。

指輪を無くした奥様には気の毒でしたけれど・・・
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  by studio_argento | 2010-12-16 13:04 | ブライダル | Comments(2)

O.S.C.A    Dromos

オスカ・ドロモスと聞いてすぐに形を思い浮かべることができる人は
かなりクルマに興味がある人でしょうね。

20世紀の終わりにイタリアのクルマづくり復興を期して作られた車。
そのプロトタイプは日本で公開されて話題になりました。
(詳しくはこちらこちらで)
残念なことに量産には至らず、そのプロトだけが日本で眠っていたようです。

オスカ、マセラッティ、ザガート、ツーリング、こういった栄光ある名の血を引き
ザガートのデザイナー、エルコーレ・スパーダ氏のデザイン
アバルトのエンジニア、マリオ・コルッチ技師のエンジニアリングという
素晴らしい取り合わせで作られた車がプロトタイプだけで終わってしまったというのは
残念なことですね。

今週末、今日明日と京都で開催のマセラッティクラブのウェストミーティングに
そのDromosが参加します。
縁あって手に入れた知人が、クラブの方から誘われて出すとのこと。
そこでのお土産にとピッコラマッキナをいくつか注文してくれました。
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写真でしか見たことがないのですが、こうやって立体を作ってみると
あらためて凄いデザインの車だなと感じます。
ナマで見たかったのですが、今週末はちょっと身動きが取れずに断念。
興味のある人はぜひ行ってみてください。
きっと素晴らしい存在感だとおもいます。
もちろん他にも粒ぞろいのマセラッティ達がいるはず。
楽しめると思います。

噂によるとエルコーレ・スパーダ氏が会場にお越しになるとか。
氏の現役最後の仕事、しかも一番好きな作品と言っておられるという話も。
私の作ったピッコラマッキナが氏の手に渡るといいなとひそかに思っています。

その後の情報で、来日したのはオルシ伯爵家の方だったみたいです 汗)
でもピッコラマッキナはしっかり手渡されたとか。
それはそれで嬉しいことでした。 笑)

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  by studio_argento | 2010-12-04 14:21 | ヒストリックカー | Comments(6)

Su misura

このブログのタイトル、Fatto a mano  というのはイタリア語で
「手造りした」という意味です。

手造りといっても古代のモノづくりと違って現代では様々な道具や機械類を使って製作します。
私の製作するジュエリーにしても電気、ガス、リューター、ローラー、ヤスリ、サンドペーパー、
ワックス、シリコンゴム、その他現代でなければ使えないであろうものを使っています。

場合によっては製作の一部を外注加工に出す場合もありますし
シリコンゴムで複製を作ることもあります。

それでは「看板に偽りあり」ということかというと私はそうは思わないのです。
もうひとつ、大切なコンセプトがあるからです。

Su misura これは「オーダーメイドの」という意味です。

オーダーメイドとはいいますが、自分欲しいもののイメージを
はなから持って来店される方はまずおられません。
オーダーメイドジュエリーの製作では、私とお客様の対話の中から形を決定していきます。
作り出す過程において両者が意見を出し合い、聞き合ってひとつの形にまとめていく。
片方からの一方的な発信ではないモノづくり、これも「手造り」の一部だと思うのです。

もちろん製作過程ではほとんどの工程を「手作業」しています。
もっと楽に、効率よく仕上げる方法もあるかもしれません。
しかし私はあえてそうしません。
そこに依頼主への想いをこめていますから。

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「デザインというものはモノの形だけを言うのではない。
それが形となるまでの過程や、それを取り巻く人の情熱、
出来上がったことの喜びや影響力など様々なものを含んでいる。」
そういった意味の言葉を聞いたことがあります。

私の場合、Su misura で Fatto a mano であることが
「デザイン」になっていると思うのです。

世の中にあふれかえっている「カタチ」
場合によっては既成のものに良く似たものを作ることになるかもしれません。
しかしそれがその人のためだけに「デザイン」されたものであれば
全く違った意味合いを持つようになるのではないでしょうか?
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  by studio_argento | 2010-12-03 17:32 | ジュエリー | Comments(2)

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