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リフォーム 3→2

先日仕上げたリフォームをご紹介しましょう。

お預かりしたのは使わなくなったリング3本です。
プラチナ台にサファイアとメレダイヤが留まったもの。
プラチナとゴールドのコンビにサファイアが留まったもの。
同じくコンビの台に少し大きなダイヤが留まったもの。
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いずれもデザインの古さなどから使っておられなかったものです。
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石を取り外して、どの石をどう使うか考えていきます。

御希望としてはプラチナ製のリングを2本ということでしたので
サファイアをそれぞれのメインの石として使ったリングのデザインを
何点か描いてご覧いただきました。

片方はワックスを彫刻して原型を作り、鋳造して製作しました。
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もう片方はお預かりしたプラチナのリングを熔かして地金にし、
それを使って各パーツを作り、組み合わせてリングにしました。

できあがりはこちら。
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右のリングには大きいほうのサファイアとコンビのリングに入っていた少し大きいダイヤを、
左の方には小さいほうのサファイアを使いました。
それぞれに古いリングから外したメレダイヤを留めて華やかに仕上げてあります。
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コンビのリングのほうは熔かすと合金になってしまうので、分析に出して
プラチナと金の量に応じて下取りという形で値引きさせていただきました。

結局かかったお金は製作にあったって追加したぶんのプラチナ代と
製作工賃(デザイン料も含む)だけ、しかも下取り分を値引きということになり
2本のプラチナリングを作るにしてはかなり安く仕上げることができました。

使わないジュエリーの地金と宝石を上手に生かす
いろいろと厳しいご時世ではありますが、ジュエリーを楽しむ方法として
リフォームというのはひとつの賢い方法ではないでしょうか?
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  by studio_argento | 2009-11-22 15:18 | ジュエリー | Comments(0)

Art,Architect & Landscape

ツーリングが終わった翌日からは、香川県の直島に行ってきました。

ずっといきたいと思っていたのですが、なかなかタイミングが合わず、やっと実現しました。
ご存じの方もあるとは思いますが、ここはベネッセのメセナ事業として島の南部が現代アートで埋め尽くされています。
ベネッセ(旧福武書店)の現社長、福武總一郎氏が、先代の遺志を継いで作り上げたアートの島です。

岡山県の宇野港から旅客船に乗ってまずは本村港へ。
ここには古い民家を改築して作られた現代アート作家の「家プロジェクト」が点在する町です。
小さな町の中に7か所、それぞれに素晴らしい作品が点在しています。
初日の月曜日は休みだったため、場所や外観をチェックしておきました。

その後いよいよミュージアムとホテルが一体となったベネッセハウスへ。
今回はなかなか取れないミュージアム内の部屋、しかもオーバルという山頂にある部屋が取れたのでウキウキでした。 
ミュージアムから小さなモノレールに乗ってオーバルへ。
多島美の瀬戸内を一望する素晴らしいロケーションでした。

簡単なツアーでミュージアムを見たあとはビーチサイドのレストランでワインを飲みながら夕食、
そのあとまたじっくりと作品を鑑賞しました。夜のミュージアムというのもなかなか良い雰囲気でした。
レストランの外、突堤におかれた草間弥生の「南瓜」はやはり大人気で、ライトアップされた作品の周りには次々と人がやってきていました。


翌日はもう一つのお楽しみ、地中美術館へ。
ベネッセハウスもそうですが、ここは安藤忠雄氏の設計による建築です。
と言ってもそのほとんどが地中に埋まっていて、外からは外観を見ることはできません。
中に入って初めてその美術的ともいえる空間と、厳選された3人のアーチストの作品を味わえるのです。

私が特に気に入ったのがウォルター・デ・マリア(男性です)の作品。
自然光の入る大きな空間の中心にある球体とそれを取り巻くオブジェクト。
安藤忠雄氏の建築と真っ向から向き合った素晴らしい作品でした。(2回も見てしまいました)
前日に屋外彫刻の中にデ・マリアの作品を見て心ひかれていたので、それを再認識する形になりました。

さらにジェームズ・タレルの作品もすごかったですね。
「光を彫刻する作家」と呼ばれる彼の作品は、視覚のあいまいさ(見ているものの不確実さ)を感じさせるような、それでいてほっとするような不思議な作品です。
作品そのものの中に入り込んでする体験は他では得難いものでした。
これは家プロジェクトの中にある氏と安藤忠雄氏の合作「南寺」でも同じでしたね。

そしてモネの「睡蓮」の部屋。
見慣れた(というと失礼ですが)モネの睡蓮が置かれている部屋が素晴らしかったですね。
靴を脱いで入るというのも、部屋のマテリアルを保護するということ以上の意味を感じました。


午後は本村の町に戻って待望の家プロジェクトの鑑賞です。
宮島達男の「角屋」 
これはプロジェクトの中で一番見たかった。
以前オペラシティで氏の作品を見てからずっと気になっていたものです。
期待通りの、いやその制作過程を聞くとそれ以上の作品でした。

杉本博司の「護王神社」
写真は島根県立美術館でも見ることができますが、建築まで含んだ立体作品は初めて見ました。
ベネッセハウスのパーク棟にあった立体作品も良かったですね。

千住博の「石橋」
Watere fallesのシリーズはあまりに有名ですが、生で見たのは初めてだったので圧倒されました。
また、10月に公開されたという新しい作品も堪能できました。

須田悦弘の「碁会所」
中央の入口を隔てて二つに分かれた建物や庭に植えられた椿の木が木彫作品との間でさまざまな対比を生み出しています。

ジェームズ・タレルの「南寺」
安藤忠雄建築では珍しい木造建築のなかに氏の作品があります。
これは言葉にするのは難しい。 体験して感じてください。

今回は、大竹伸朗の「はいしゃ」と、公開している曜日では無かった内藤礼の「きんざ」を見そびれました。
でもこれは次回来るときの楽しみに取っておくことにして、宮之浦港から直島を後にしました。

現代美術、安藤忠雄の建築、そして直島や瀬戸内の風景、どれも素晴らしく必ずまた訪れようと思わせる場所でした。
写真も沢山撮ったのですが、思うに屋外彫刻もそうですが直島はすべてが作品としてあると感じました。
ですからあえてここにはアップしないことにしました。
少しでも興味のある方はぜひご自分で行って、体験してください。

行くだけの価値は必ずありますから。
(あ、そうするとますます部屋が取りにくくなっちゃうかも・・・苦笑)
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  by studio_argento | 2009-11-17 22:31 | 日常 | Comments(4)

近況4

話がクルマに振れたところで、レースとツーリングの話題です (やはりそうなっちゃいます 笑)

11月3日はアルファロメオチャレンジ関西シリーズの最終戦となるラウンド4。
先のユーロカップで出たトラブルを修理して(もらって)臨みました。
家内のスパイダーは練習走行に来て馴らしをしたおかげか、修理したミッションも問題なく
予選、決勝とも順調にこなし、クラス2位の成績でした。
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私の35番はというと、予選6週目に自己ベストに0.3秒遅れの好タイムが出て
気をよくしてもう1周アタックしようとしたところ、前回と同じようなミッションのトラブルが。
そのままピットインして決勝リタイア。 工場に再送となりました。
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このあたりまでは調子良かったのですが・・
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トラブルについて相談している図

この日のレースでは、それまで貴重なアルミボディのGTAで参戦していたHさんが
レース専用として準備したスパイダーが満を持して登場。
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かなり作りこんであります。
ぶっつけ本番の走行にもかかわらずいきなり私のベストタイムと1秒ほどしか違わないタイムを記録しました。
来年は追い越されてしまいそうですね。 汗)
そして、ひとりでジュリア系3台を所有するという凄いアルファ好きのTくんが手持ちの中から2000GTVでサーキットデビュー。
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無事走り終えて、クラス2位の好成績。 今後の成長が楽しみですね。

他にもびっくりするぐらいの若手、Mくんがジュリエッタスパイダーで岡山国際初走行。
なかなかの走りっぷりでした。 (勘違いして2本目を走りそびれたのはご愛敬。)
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サーキットの大先輩Sさんのレクチャーを聞くMくん。その後ろで「私にもおしえてくれ~」と気を送る家内 笑)

ヒストリッククラスの台数はそんなに多くなかったのですが、新しい顔ぶれや車でとても新鮮なレースになりました。・・・と言っても私は決勝を走れなかったんですけれどね。 涙)


そして次の週末はスパイダーのレーシングカーをお披露目してくれたHさんと、以前松江に遊びに来てくれたSさんが中心となって企画してくれたツーリングに参加してきました。
名づけて 「Rally del Acero Rosso」 紅葉ラリーです。
つい先日里帰りした浜田市から広島県に南下する途中にある芸北エリアで、
それこそ燃えるような紅葉の中をクルマ好きの仲間と走り回って来ました。
乾いた落ち葉が重なる道を、それを踏んで巻き上げながら走るのは「だれかビデオ撮って~」と叫びたくなるほどの楽しさでした。
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いつもの仲間や新しく知り合った人と仲良くツーリングです
お昼に食べたピッツアも美味しくて大満足。
広島勢の皆さんには本当に感謝です。 このお返しは来年の大山で。 がんばりますね。

それにしても、今年はいろいろと行事が集中します。
ツーリングの翌日からもちょっと出かけてきました。 それはまた次回。
あ、今度はくるまネタじゃないですよ。  笑)
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  by studio_argento | 2009-11-16 00:01 | 日常 | Comments(3)

近況3

翌日は西隣の益田市まで、会期が残り少なくなった「石見の仏像展」を見にグラントワへ。
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立派な仏像と言えば京都奈良というイメージですが、山陰の西、石見地方のお寺にも白鳳時代以来のすぐれた仏像があることを知りました。
朝鮮半島から渡ってきたものや、大陸の影響を受けたと思われるもの、「ながれ仏」と呼ばれる津波でさらわれて漂着したもの、鎌倉時代の繊細で精悍な彫刻、江戸時代には抽象彫刻のようなものもあったりして興味深く見ることができました。
美術館では背中側まで廻りこんで見ることができてそれはそれでよかったのですが、
やはり仏像はお寺の中におられるのを見るほうがいいなとも感じましたね。

その他にコレクション展として「草間弥生」「森村泰昌」なども楽しめました。
仏像と現代美術、なんだかつながりがあるような無いような、おもしろい取り合わせでした。

その帰り、何気なくパンフレットを見ていると次回の企画展のカードが。
そこに書かれていたタイトルが

    疾走する日本車(アート) 
    1960年代を主軸とする国産車の軌跡
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面白そうに思ってチェックしてみると、トヨタ2000GTボンドカーやコスモスポーツなどにまじって
ヒノ コンテッサ900スプリントの名前がありました。
今の人は日野自動車と言ってもトラックぐらいしか思いつかないかもしれませんが、
昔は乗用車も生産、レースにも参加していたメーカーです。
その日野が作ったワンオフのショーモデルが900スプリント。
イタリアのミケロッティ製の美しいクーペです。
これはまだ見たことがありません。
会期はちょうどお正月を挟んでいるので、里帰りついでに見に行ってこようと思います。
グラントワ以外では福井の美術館でしか開催されないそうです。
チャンスがある方は作り手が熱く燃えていた時代のクルマを見に出かけてみてはいかがですか?

それにしても美術館で車を主題に展示がおこなわれるのは7年前に
東京都現代美術館で開催された「Artedinamica」、フェラーリとマセラティの展示以来でしょうか。
なかなか思い切った企画だと思いますが、車好きの私としてはとてもうれしく思ったのでした。
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  by studio_argento | 2009-11-13 14:19 | 日常 | Comments(11)

近況2

お茶席体験を終えたその夜は、かねてから家内が見てみたいと言っていた石見神楽を見に行ってきました。

石見神楽と言えば最近はあちこちで盛んに演じられて、中には海外公演をする社中(グループ)もあるようです。 また、衣装や演出など派手でわかりやすいものに変化してきているようですね。
お囃子のテンポにも比較的ゆっくりとした六調子と速くて賑やかな八調子とがあり、石見神楽には八調子の社中が多いようです。

帰省前に調べたところ、その夜は市内金城町にある美又温泉の施設での公演とその近くでの秋祭りの神楽を見ることができるようでした。
今回はできるだけ昔ながらの神楽を見せてやりたかったので、美又温泉での夜神楽公演ではなく、もう少し山手の旭町の「戸川大元神楽」というのを見にいきました。
山あいの小さな集落にある神社なので、なかなか目印がなく見つけるのに苦労しましたがなんとか辿りつけました。
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地元の人しか来ていない様子の社殿に遠慮しながら入ると、宮司さんが祝詞をあげて供え物をしている最中でした。
それが終わると神楽が始まるのですが、それまでの間に地元の若い人(社中の世話人風でした)に話を聞くことができました。
この社中の神楽は六調子ということ、古くなって痛んでいた社殿を集落のみんなで協力して建て直したこと、他で公演しているわけではないので衣装などの維持や新調が大変なこと、それでも若い人が継承してくれて続けていけていること、とはいっても人数が足りなくて出来ない演題もあることなど、短い時間でしたが地元の人に愛されているのを感じるには充分な話でした。
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さて、神楽が始まりました。 この時点で夜10時頃です。
まずは四人での舞い。 おそらく「神迎え」でしょう。
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衣裳が美しいですね。

次は今年新調したという衣装をまとった少年の舞い。
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神を迎える儀式としての舞い、「神楽」かと思うのですがよくわかりません。

そして次が「岩戸」です。
天照大神がスサノオノミコトの悪行に怒って天岩戸に隠れてしまいそれを開くために他の神々が尽力するというよく知られた話ですね。
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天照大神
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手に持つ金と銀の鏡は太陽と月でしょうか
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スサノオ登場
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暴れております・・笑
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暗くなった世界に戸惑う人々。奥の垂れ幕が替わっていますね、明かりも落とされて細かい演出。
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天の兒屋根の命(あめのこやねのみこと)、天の太玉の命(あめのふとだまのみこと)だそうです
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天の宇津女の命(あめのうづめのみこと)に神楽の依頼を・・
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天の宇津女の命の華麗な舞。神楽の原点ですね。
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 おそらく天の手力男の命 (あめのたぢからをのみこと)に岩戸を開くよう頼んでいるところでしょう。

ストーリーを追って見られるので表現の意味合いもよくわかり、楽しめました・・・が、岩戸が開く前に一緒に行った両親がギブアップ。 この時点で深夜0時半。ひとつひとつの舞いがしっかりと時間をかけて舞われているんですね。
聞けば3時ごろまでやっているとか。 それでも昔よりは2時間ぐらいは短いそうです。
平日だったので「翌日の仕事に差し支えないのですか?」と聞いたところ、みなさん休みを取っておられるそうでした。さすがですね。
ちょっと後ろ髪を引かれたのですが、毎年10月29日にしておられるそうなのでまた来年来ようとその場を後にしました。

父の仕事の関係で引っ越しを繰り返したため、ここといって故郷といえる土地を持たない私にとって、ひとつところで暮らし、そのコミュニティの文化を大切に守っていく人たちを見てちょっと羨ましく思いましたが、
でも私の性格ではそれはちょっと辛かったかもしれないなとも思ったのでした。
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  by studio_argento | 2009-11-12 15:37 | 日常 | Comments(4)

近況

この2週間、いろいろと面白いことが続いたので、少しづつご紹介しましょう。

まず10月終わりの2日間は実家のある浜田市に帰省してきました。
昔から茶道をしていて今は少しですが生徒もいる母が、
文化交流で浜田市の世界こども美術館を訪れていたフランス人女性2人に
お茶席の体験をしてもらうよう依頼されたので、その手伝いに帰ったのでした。
と言っても私にはお茶の心得はないので、お茶席用に松江から和菓子を買っていったのと
片言の英語での通訳と写真撮影が主な仕事だったのですが・・。

椅子席でのお茶会になりましたが、床の間の軸や花、目の前で点てられるお茶の所作や道具など
興味深げに見ておられました。 
英語がつたなくて十分説明しきれなかったのが残念でしたが。

お手前がひととおりすんだあとはご自分たちで茶を点てる体験もしていただき、
母の生徒さんたちに袱紗さばきから茶杓、茶筅の使い方まで、まさに手取り足取り教わって
それぞれ二服、合計四服も召し上がっていただきました。
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その後少しお話をしたのですが、お二人のうち片方の方はこども美術館と交流のあるフランスの教育団体のスタッフの方(写真左)、もう一人はその方が連れてこられたモザイクアーチストの方とのことでした。
モザイクアーチストさんのほうは普段も箸を使って食事をしたりするなど日本に興味を持っておられる様子。  はじめてだった訪日を楽しまれた様子でした。

お土産に母が抹茶茶碗と土産物の瓢箪、帯の端切れで作った袋などプレゼントしたところ
とても喜んでいただき、帰りには瓢箪を腰に下げておられました。

聞けば今度はスロべニアの方が、そのあとは中国の方が来られる予定になっているそうです。
お茶という日本文化を通して海外の方と(普通ではなかなかできないような)交流をしている母をみて西欧かぶれの愚息としてはちょっと考えさせられたのでした。
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  by studio_argento | 2009-11-11 15:09 | 日常 | Comments(0)

アニバーサリー

前職から転向して、この仕事を始めてからもう10年を裕に過ぎていました。
そうあらためて思い起こさせる仕事をさせていただいたのでご紹介します。

10年前の秋に挙式されたカップルがアニバーサリーリングのオーダーをくださったのです。
当時もそうだったのですが、80キロも離れた隣県の町からわざわざお越しいただきました。

10年つかっていただいたウェディングリングはこちら。
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金色に光る夕映えに浮かぶ雲のイメージです。
表面についたたくさんの傷が愛用していただいていることを思わせて嬉しくなります。
もちろん磨き直させていただきましたが、あえてすべての傷を消すほどは磨いていません。
それにしても10年前作ったものを今見るのはなんだか恥ずかしいですね。

そしてこのたび作らせていただいたアニバーサリーリングがこれ。
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ご主人がお小遣いをやりくりして奥様にプレゼントされました。
デザインのイメージは「黄道」 太陽の通り道です。
星座早見盤などに描かれていますよね。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、プラチナ製のリング表面を
斜めに一周する峰の上に10個のダイヤモンドが等間隔で留められています。
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ウェディングリングと同じく、天体をイメージしたデザインをご希望されたので
ご提案したところ、とても気に入っていただけました。

奇しくも今年は皆既日食で盛り上がった年。
それを思い出すように内側に ECLIPSE YEAR の刻印も入れました。
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きっと何年たっても今年のことを、そして結婚当初のことを思い出していただけることでしょう。

私も初心を忘れず、喜んでいただけるものづくりを続けなければと
あらためて思わされたありがたい仕事でした。
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  by studio_argento | 2009-11-05 18:19 | ジュエリー | Comments(2)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE