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18金ペンダント 

あるお客様から、むかしお母様が使ってらっしゃったというイヤリングを使ったリフォームの依頼をいただきました。
石が何かは不勉強で分からないのですが、なかなか面白い雰囲気の石です。

イヤリングとしてはお使いにならないのでペンダントにしてほしいとのこと。
同じ形の石が2個あるので、何か意味を持たせたいといろいろ考えて
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こんなデザインで製作しました。
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中央でつながっている二つの輪が、差しのべてつないだ手のようなイメージです。
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お客様はこのペンダントをいずれお嬢様に譲るおつもりなのだそうです。
母から娘へ、そして孫へと伝わっていく、その絆を想ってデザインしてみました。

この仕事をしていて、出来上がって喜んでいただけた顔を見るのもうれしいのですが、
そういった家族や相手を思う気持ちに触れられた時もとても嬉しく、温かい気持ちになれますね。
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  by studio_argento | 2009-01-30 18:52 | ジュエリー | Comments(0)

冬の海

この時季、冬型の天気になると日本海側は荒れ模様になることが多いですね。
でもそんな時の日本海はとても美しいのです。

先日、県西部益田市にある「グラントワ」内の美術館で開催中の企画展、
アメリカの見た夢  1920-30年代の絵画、写真、デザインと日本
を見に行ってきました。

途中、浜田市にある国府海岸でちょっと休憩。
夏のにぎわいはどこへやら、人のいない海岸に北風が吹きつけ、
白く砕ける波が砂浜を洗っていました。
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大好きな映画、「男と女」に出てくる、フランス ノルマンディーは
ドーヴィルの海岸を思い出したといったらほめすぎでしょうか。(行ったことはないのですが)
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その後益田市のグラントワへ。
屋根や外壁に県西部特産の石州瓦を使った建築は、その独特の形状や質感が
とても面白く、光によって色合いを変えるうわぐすりの美しさも見事です。
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また、中庭にある水盤に映る建物の情景や空の色も素晴らしいものです。
晴れていれば中庭を歩きたかったのですが、あいにくみぞれ混じりの土砂降り、
ざんねんながらあきらめました。

企画展はというと、ヨーロッパのアールヌーボーやアールデコの影響を受けたデザインが
写真、出版、工業デザインなど新しい表現と影響しあって互いに融合していくさまが見られて
面白いものでした。
車好きとしては、トヨタ博物館から借り受けてきたという コード810 の展示が楽しめました。

一方、コレクション展ではアールデコ時代のフランス上流階級向け出版物の展示が良かったですね。
版画に手彩色したファッション画や風俗画はとても繊細で彩りも美しく、当時の服装もとてもおしゃれで題材も面白いものがありました。

松江からだとちょっと距離があるのですが、とても良いところだと思います。
面白そうな企画展があったらまた訪ねてみようと思います。

グラントワからの帰りに、国道9号から日本海側に入ったところにある
荒磯館」という宿に立ち寄りました。
ここは日本海に面した露天風呂が名物の温泉旅館です。
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写真左に黒い柱が6本立っているところがおそらくそれ。
残念ながら時間が合わず、日帰り入浴はかないませんでしたが
当日は北風も強く、
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波も高かったので
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あの高さでも潮を被ったでしょうね。
夕日が沈む時間には真っ赤に染まる日本海を眺めながらの入浴ができるようです。
季節が良くなったら一度泊まりに来てみようかなと思います。

砂浜にせよ磯にせよ、この季節の日本海はその荒々しさがとても美しく見えます。
ただ、旧い車が好きな私には凍結防止剤とあいまってこの潮風は脅威です。
車趣味のほうは春が来るまでまさに「冬眠」といったところですね。
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  by studio_argento | 2009-01-21 14:55 | 日常 | Comments(6)

プレゼント~家族への想い

今年になって初めて、先日納品したペンダントをご紹介します。
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クロスモチーフの肩に丸いパーツがくっついていて、そこにジルコニアを留めてある
シルバーのペンダントです。
お客様が奥様へのプレゼントをしたいということでご依頼いただき
デザインを提案して製作しました。
シンプルでスマートなクロスペンダントですが、ご主人のご家族への思いをとりこんでみました。
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一見クロスモチーフですが、実は奥様のイニシャルを表現しています。
上半分は「k」のイメージ。まるい部分にジルコニアをオフセットして留めてkを表現しました。
下半分は「T」ですね。

側面には奥様とお子様の愛称、反対の側面には「神のご加護を」という意味のイタリア語。
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そして底部にはご主人の愛称を刻印。
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いつも家族をしっかりと支えていくからね というご主人の気持ちをあらわしています。
(ご本人は尻に敷かれているみたいと苦笑しておられましたが、そんなことはないでしょう 笑)

チェーンはスライドアジャストタイプで着る物に合わせて自由に調整できます。
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プレゼントされた奥さまは早速これに合う服を探しに行かれたとか。

シルバーの特徴である硫化による変色(時に味わいになるのですが)を防ぐため
今回はチェーンも含めてロジウムメッキをかけました。

いつまでもご家族の輝きが続きますように。
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  by studio_argento | 2009-01-17 13:34 | ジュエリー | Comments(0)

チェッカー模様のリング ~ブライダル~

あけましておめでとうございます。
今年もスタジオアルジェントの作品を中心に、のんびりと日々をつづっていこうと思いますので
よろしくお願いいたします。

さて、新年初めてご紹介するのは昨年秋に製作したブライダルリングです。
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市松模様ともいわれるチェッカー柄をイメージしたデザインです。
チェッカー柄と言えば車好きの私としてはチェッカーフラッグですね。
なぜ使われているのかちょっと調べてみましたが、こんな返答はあったもののはっきりしたことはわかりませんでした。
しかし、ここに書かれているようなチェッカー模様の意味を考えると、これから始まる2人の人生に起こるであろうさまざまなことを象徴しているようでとても意味深いですね。
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32等分した縦溝と中心の横溝は糸鋸を使って
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艶消しになっている部分はケガキを作ってヘアラインを入れてあります
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お2人でゴールをめざして仲良く連れ添ってくださいね。

製作に当たっては、リングを一周するマス目の割り付けに苦労しました。
結局友人のstudio Rossoさんの助けを借りて、氏の工房の旋盤で「割り出し円テーブル」という
アタッチメントを使わせてもらい、正確に等分したラインを引くことができました。
そしてそれをガイドにきれいなチェッカー模様をあらわすことができました。
Wさん、その節はお世話になりました。 
おかげさまでお客様にも喜んでいただけました。


私事ながら昨年は趣味のヒストリックカー(草)レースで人生初のポールトゥウィンを経験し、
トップチェッカーの快感をしみじみと感じました。
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ひとつひとつの仕事もこれと同じく、それぞれのゴールを目指して気持ちよくチェッカーが受けられるよう今年も頑張ろうと思います。
更新ペースは遅いですが、少しづつでも紹介していきますので本年もよろしくお願いいたします。
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  by studio_argento | 2009-01-05 14:18 | ブライダル | Comments(5)

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