カテゴリ:ヒストリックカー( 37 )

 

Burn out

すっかりウェブの傍観者となってしまっていましたが、久しぶりに書いてみます。

夏の間は仕事よりもあるイベントのことで頭がいっぱい。
直前に難しい仕事が無事終わってほっとしたのもあるのですが、
久しぶりに遊びのプランニングに熱中してしまいました・・汗)

話は10年近く前になりますが、その頃家内は関東の友人に誘われて
筑波サーキットのヒストリックカー耐久レースに女性3人で出ていました。
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当然私も付き添いで遊びに行くので、自然にレース仲間やメカニックさんとも親しくなります。
一度岡山国際(当時はまだTI)サーキットを走ってみたいというお仲間のリクエストにこたえて、
友人2人とメカニックさんを私の35番に、私達夫婦と地元の友人2人が73番スパイダーに乗って、3時間耐久レースに参戦しました。

楽しく走ったレースの様子を、あとで東京で聞いていたのが当時グループに入りたてのH君。
その後「僕も乗りたいです~」と言うH君の希望を「いつかは」と思っていましたがなかなか
実現できずにいました。


今年になって、以前エントリーした耐久レースが8月に岡山国際であると知り、
4月に上京した時にH君と食事をして「出ない?」と誘ってみると
もちろん即答でOK。 
同席していたKさん(元ジュリア乗り)もご一緒してもらえることになりました。

それからレースのあった8月25日まで、私の脳内地図はどんどん「3耐」と言う文字に
埋め尽くされていきました。

もう一台、家内のスパイダーも走らせることにしたのでそっちのドライバー募集からはじめて
懇意にしてもらっているメカニックさんにサポート依頼、フェイスブックを利用して友人の中からスタッフ集め、持参するもののリスト作り、レギュレーションを見ながらドライバーの割り振りやスタッフの仕事割りなどフェイスブック上にグループを作ってすすめました。 
ガレージでは休日を利用しての車両の整備など様々な準備を。
戦略面では綿密にピットインのタイミング等を決めたチャートを作ったりして、
もうレース前から走り終わった気がするぐらいでした。

迎えて当日。
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 午前中のウェット路面も決勝が始まるとすぐにドライになり、
2台とも順調に周回を重ねて無事完走。 35台ほどの参加車のほとんどがミニの中、
重いハンデを課せられたにもかかわらず35番は見事総合5位。
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73番はセイフティカーのあおりをくらって中盤に沈みましたが、ドライバー7人はもとより
メカニックさんやスタッフもみんなニコニコで両車を迎え入れました。
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マシントラブルが出たら申し訳ないなと思っていましたが、大きな問題もなく
ドライバーはみんな「乗りやすい」とほめてくれました。
スタッフの中にはレースを見ることもあまりなく、チームスタッフとしてピットに入るのは
初めてという人が何人かいましたが、口をそろえて「楽しかった~」と。
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来年は5時間耐久かも という話を表彰式で聞きましたが、この調子だと
また出ることになりそうですね。


う~ん、また仕事にならない・・・苦笑)
単独のレースとは違う楽しさがありますからやめられないかも。




余談
サーキットの行き帰りには積載車でレース車両を運ぶのですが、
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土曜日の夕方サーキットに向かう途中の米子自動車道で2台の積載のうち
私が運転していたのがなんとパンク。
「バーン」という凄い音でハンドルを取られました。

さいわい登りでしたし直前にタイヤから変な振動が出ていたので速度は低く、
すぐ目の前だったパーキングエリアまでゆっくり走行。
もう一台の積載に積んであった工具でスペアと交換して事なきを得ました。

「いや~、2台つるんでてよかったね。 Sさんがいてくれたから交換もできたし」
前夜の宴の話題ができたと笑いながらサーキット入りしてレースに臨みました。

さて、レースが終わって「楽しかったね、またやろうね。 じゃあ」と別れた帰路。

 











            「バーン」










米子道のトンネル出口でまさかの再パンク。 交換したスペアでした。
レスキューを呼んで、ダブルになっているリアから1輪を前に回してもらい
最寄りのインターで降りてゆっくりゆっくりと帰りました。

「禍福はあざなえる縄のごとし」と言いますが、アンハッピーな出来事とラッキーなことが
絡み合った印象深い3時間耐久レースでした。

私自身もすっかり「バーンアウト」 
気持ちも「バースト」してしぼんだ風船みたいになりました。 笑)

でもまた次の「イベント」が脳内地図を埋めつつあるのですけどね。

   
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  by studio_argento | 2013-09-19 14:39 | ヒストリックカー | Comments(0)

幸運

今日は今年最後のレースとなるアルファロメオチャレンジに参戦してもきました。
いつもの28番さんと一緒のピット。
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今回#73は仕事でこれない家内のピンチヒッターとしてSさんがドライブ。
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クラシックミニも参戦した今回のレース、決勝は一台のミニとバトルとなりましたが
残念ながら抑えきれずに先行されてしまいました。
ベストラップが1秒以上違いましたから仕方ないですね。

それでも総合4位クラス1位とまずまずの成績。(タイムは思ったほどではありませんでしたが)

さて、レースも無事終わり、自走での帰り道でのこと。
高速道を下りてガレージへの一般道で最初のT字路、ギアをローに入れクラッチをつなごうとすると床下から「ガキッ」と音がしてシフトレバーが弾かれました。
その後ローに入れなおして再スタートしたのですが今度は3速に入らない。
「あ、ミッションやったな」
なんとか入ったギアを使いながら、5キロほど走ってガレージにたどり着きました。

着いてみるともうほとんどのギアがまともには入らない状態。
以前3速のシンクロを壊したことがあるのですが、その時とはまた違う感じです。

いずれにせよミッション降ろさなくてはならないですね。

諸事情があって修理は当分先になりそう(駆動系は自分でやったことないんです)
ちょうどシーズン終わりでしたからそのまま冬眠ってことですね。
春はいつくるのかしら・・・泣)

実は先日往復1500キロを超えるグランドツーリングをこの#35でやったばかり。
その上今日は自走で往復してのレース。

そんな中最後の最後、あと5キロで壊れた車を、たどり着いたガレージで
「よくここまで壊れずに連れて帰ってくれたね。 ありがとう」 となでてやりました。
壊れたということよりなんとか帰れたことのほうが幸運だったなと思ったのです。
我ながらもう普通じゃないですね。 笑)

予定外のトラブルでいろいろと厳しいですが、連れ帰ってくれた#35に報いるためにも
必ず直して走ろうと思います。  

ちょっと時間はかかりそうですけどね。
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  by studio_argento | 2012-11-03 22:04 | ヒストリックカー | Comments(8)

水入り

先日エンジン再始動した#73スパイダーですが
後日調整&初期慣らしのためにエンジンをかけてみると
しばらくしてマフラーから白煙がもくもくと。

まあ、組み付け時に使ったオイルやアッセンブリーペーストが燃えているんだろうから
じきに燃え尽きてしまうだろうと思っていたのですが、
だんだんと煙の量が多くなってきます。
しかもなんだかクーラントの臭いがする煙です。
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                   写真じゃわかりにくいけど、もっと「もくもく」でした

ええええええ~~~~~~!!!!???
水が燃えてんの~?? なんで~??

この時点で一番に疑ったのがヘッドガスケット抜け。

しかしラジエターキャップ部への強い吹き返しもなく、
エアがポコポコ上がって来るようなことも無い。
プラグの焼けも異常なし。
念のためCo2に反応する液体を使ったテスターで調べてみても
ガスケット抜けを示す反応はなし。

ガスケット抜けでないのならもしかしてポートからの水漏れ??
バルブガイド打ちかえたからどこかそのあたりにクラックでも入った???
だとしたらヘッド降ろして圧力検査ってことになりますねえ。

う~む、 今シーズン春からの復帰は無理か・・・・
途方にくれたのですが、冷静になってもう一度よく考えてみました。

今回のOHの原因となったトラブルはこうでした。
っていうことは破壊されたポートから燃焼室にドッと水が流れ込んでいるはず。
ピストンに穴があいてオイルパンにも落ちていますが
一部は排気バルブからマフラーにも廻っているのではないか。

同じようなトラブルを修理したことのある知人からは
「あ、それもありますよ~。 サーキット30分ぐらい走らないと消えないことも~」
とのご意見を。

かくしてちょっと腰を据えてエンジンを2000回転ほどで小一時間まわしてみました。

すると    なんということでしょう。 笑)

あれだけもくもくと出ていた煙が徐々に薄くなっていくではありませんか!!

やはりマフラーの中に水やオイルが入っていたのですね。
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タイコ部分に入っているであろうグラスウールにしみこんでいたのでしょうね。
それが排気熱で煙になって出ていたようです。
ためしにマフラーを外してエンジンをかけてみると(爆音なのでちょっとだけね)
案の定きれいな排気ガス(?笑)が。

力強いアイドリングをするエンジンをとりあえず4000回転まであおってみましたが
特に問題はなさそうです。あとはキャブや点火時期の微調整ぐらいかな。

足回りなどひととおりチェックしたら時間を取ってサーキットに慣らしに行こうかなと思っています。

OH完了の喜びがまさにとんだ「水入り」でちょっと足踏みしてしまいましたが
なんとか今シーズン家内に乗ってもらえそうです。

家内は早速ガレージから出たり入ったり、わずかな距離を運転して嬉しそうにしていました。
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人も車もちょっとリハビリが必要かな。

次の整備予定はこれ。
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大きなところはないけれど、あちこち「ガタ」がきてますから直しておいてやらないと。

そうそう、馬車がカボチャになっちゃったこっちも整備して、来月には車検に行かないと。
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多頭飼いはたいへんです・・・汗)
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  by studio_argento | 2012-03-02 14:13 | ヒストリックカー | Comments(12)

愛妻の火

昨日、1月31日は「愛妻の日」だったそうですね。
1/31 → I/31 → アイ/サイ → 愛妻  ってことでしょうか? 汗)

誰が考えるのかわかりませんがいろいろとよく考えるものですね。
まあ、それが身の回りの様々なことを見直す良いきっかけになれば
それはそれでよいことなのでしょう。

さて、「愛妻の日」と聞いて、ちょっと思いついたことがあり仕事を早めに切り上げて
ガレージに向かいました。

途中の道端でパチリ
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昨日はこの季節の山陰には珍しくとてもよい天気。 雪をかぶった大山が夕日に映えてきれいでした。




ガレージについたら先日やっとエンジンベイにエンジンが収まった家内のレース車両、
アルファスパイダーにキャブなど補機類を取り付け。
エンジンを空まわしして油圧が上がるのをチェック。

冷却水を満たし、プラグに火が飛ぶのを確認。
仕事帰りの家内をガレージに呼んで「火入れ」をさせようとの魂胆です。






そして。無事火が入りました。

走り出すにはまだやらなければならないことも多いですし
ちょっと火が入っただけのエンジンにトラブルが出ないとは限りませんが
なんとか今シーズンはレースに出てもらえそうです。

久しぶりのエンジン音に家内はご満悦。
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愛妻ポイント稼いだかな。 笑)
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  by studio_argento | 2012-02-01 13:49 | ヒストリックカー | Comments(12)

解き放つ

先日、岡山国際サーキットでアルファロメオチャレンジというアマチュアレースの
2011年シーズンの関西&九州エリア最終戦に参加してきました。

レースは2ヒート制で、1レース目の上位数台のグリッド位置を2レース目では入れ替える
リバースグリッド制(WTCCなどでおなじみですね)で行われました。

予選こそポールを取れましたが、レースは終始75との競り合いでどちらも2位。
クラス違いでしたからクラス優勝ではあるのですが、レースとしては完敗でした。






それにしても35番車がレストアなってからはや11年。
年によって多い少ないはありますがずっとサーキットを走ることを続けてきました。
レースの帰りの車の中でふと「なぜ続けているんだろう」と思ったときに頭に浮かんできたのが
「解き放つ」という言葉。

コツコツと準備してきたクルマの性能をできうる限り発揮する。
公道では決して出来ない、その車の限界に近い力をサーキットに「解き放つ」。

スピードやクルマの挙動、路面とタイヤの状態、競り合っている車の動き、
レース全体の組み立てなどを自分の持つ五感を総動員して感じ、
またステアリング、ABCペダルなどの操作や
それから起こる挙動を予測したりフィードバックしての修正など
自分の持てる運転の能力すべてをその時間に「解き放つ」。

あのサーキット走行の短い時間というのは私にとってとても美しい時間なのだと。
(絶対的な速さや技術の巧拙は関係ない)

もちろん仕事をしていても、バイクに乗っていても美しい時間を過ごすことはできます。
でもサーキットを走るときほど「濃く」はない。
走り終わった後の疲れは、相棒のクルマと共に持てる力を「解き放った」との充実感、
あるいは「解き放ち切れなかった」との自己嫌悪と相まって他に無い感覚です。

クルマで走ることはもしかしたら子供のころ徒競争でいつもビリだった私の
カタルシスになっているのかもしれません。

この「解き放つ」美しい時間を得られる限り
私にとって「参加する」レースの魅力は消えないでしょう。

勝っても負けても。

                             動画アップしました。
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  by studio_argento | 2011-10-19 14:45 | ヒストリックカー | Comments(14)

2→1・3→1

日曜日のアルファチャレンジ関西第2戦。

心配していた天気も持ってドライでレースできました。
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今年はタイムの近いヒストリック仲間と「切磋琢磨」するために
クラスをひとつ落してH200でのエントリーをしたのですが
やはりタイムの近いところにヒストリックがいると張り合いがありますね。

車載画像はまだ用意できていないのですが、同じレースでトップ争いをした156に乗る人から
早速画像アップの案内をいただいたので興味のある人はどうぞ。
1ヒート目
2ヒート目

Hさんありがとうございました。

あ、結果のほうはタイトル通り。
予選2位から1ヒート目トップ。
リバースグリッドになって3番手スタートの第2ヒートもトップを取れました。
ベストタイム更新はなりませんでしたが、安定して好ラップも刻めて
満足した結果となりました。
レース大先輩からは「これであと7年は楽しめるね」とのお言葉を。  笑)


LemMans納車から良いことが続いたのであとが怖いぐらいです。

6/11
車載編集したのでアップしてみました
こちらへどうぞ~
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  by studio_argento | 2011-06-07 23:28 | ヒストリックカー | Comments(1)

蕎麦ツー

友人のT君は営業の仕事で県内をほぼくまなく廻ります。
そしてそこで見つけた気持ちいい道を週末に自分の車で走るのが趣味。
そんな彼が奥出雲でのツーリングを企画してくれました。

さすがは「県道キング」 笑)
集合地点からゴール地点まで、ほとんど県道や農道、それもゴキゲンなルート設定でした。
お昼は奥出雲のお気に入りの蕎麦屋で舌鼓。
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http://homepage2.nifty.com/matsue-jo/matue_isei/yamaken_soba.html
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午後は県中央部の三瓶山まで走りぬけました。

広島からの赤いジュリアには「リンちゃん」もご同乗。
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わんこつれて蕎麦屋で「わんこそば」です。   (笑わなくていいです 汗)

松江では葉桜になりつつあるのですが、奥出雲ではちょうど満開。
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天気にも恵まれて、食べて観て走ってと3拍子揃った楽しいツーリングでした。
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photo by lancistaさん



ルート終盤で4台連なって走っていたところ、後ろからバイクの集団が追ってきました。
先頭を走る僕の後ろについてきたのはどうやら
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国産バイクだとさっさと先に行ってもらうことが多いんですが、やはりイタリアン同士、
何かシンパシィを感じ、またミラー越しに見るその走りが鋭かったこともあり
人里離れたワインディングにさしかかったところでちょっと遊んでもらいました。

ひとしきり走った後にパーキングでお互いに「楽しかったですね~」と談笑。
乗り手はやはり競技経験のある人でした。 
後ろに付かれた時になんとも言えない雰囲気がありましたからね。
でも決して「好戦的」ではなく「楽しもう」って感じ。 シールド越しに伝わってきました。
こちらもそれに応えての楽しい走り。 運転席でニコニコしてたと思います。
広島からのツーリングの一行。
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やっぱりバイクもいいですね。

夕方ガレージの近くでのショット
かろうじて花が持っていますね
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今日の雨でかなり散ってしまうでしょう。

梅雨入りまでの短いこの季節、あちこち出かけて楽しみたいですね。

最後に1カット。
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ゴール地点で我が35番にのる未来のドライバー(2号)
1号であるお兄ちゃんには今回ちょっとだけ助手席体験してもらいました。
いい子に育つんだよ。 (どんな意味で??  笑)
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  by studio_argento | 2011-04-18 12:23 | ヒストリックカー | Comments(18)

ぼちぼちと

寒いけれど少しずつエンジンのOHを進めています。

近く加工発注する予定のものを用意して
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先方のOKもらえたので
次の休みにガレージに行ったときに梱包&発送かな。

帰ってくるまでの間に腰下のほかの作業を進めておかなくちゃ。

ヘッドのほうは街の内燃機屋さんでバルブガイド抜き。
抜けたらポート作らなきゃならないし・・

あ、パーツの手配も。(円高のうちに!)

先は長いけどコツコツとやりましょう。
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  by studio_argento | 2011-01-27 16:40 | ヒストリックカー | Comments(6)

傘がない

♪都会では~
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あ、いやいやそうじゃなくて

ここ山陰地方ではこの時期、冬型の気圧配置になると「時雨」と呼ばれる
不安定な天気になります。
そのため「弁当忘れても傘忘れるな」といわれるぐらい。
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ちょっとそこまで出かけるだけでも帰りに降られてしまうことも多々あります。
先日も出かけた先で傘が・・・・

あ、いやいやそうでもなくて




今日の話はこれ
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先日ブローした#73スパイダーのエンジンです
その後ガレージでチェックしたところ1番の排気バルブが
傘の付け根からぽっきりと折れていることが判明。
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そう、「傘がない」だったんです。
落ちた傘が燃焼室で暴れまわり、一瞬にしてヘッド側を破壊
ピストントップにも大穴をあけていました。
ヘッドをめくってみると、ピストンにあいた穴にバルブの傘がちょこんと。
う~ん、泣けますね。 ヘッドは再利用不可能でしょう。
腰下への悪影響がないといいのですが。

とりあえず全バラにして一からやり直しですね。
チューニングに関してはオーナーの家内が「梅コースで」と言うので
知恵と手間を使ってコツコツやることになりそうです。 
#35と同じぐらいのパフォーマンスが出ればいいかな。

プロにお願いするという選択肢もあったのですが、さいわい手元にスペアエンジンもあり
自分でバラしてしまった手前、今回はセルフビルドでいくことにしました。
「梅コース」ですしね。 笑)
でも壊れたエンジンを見ているとまたいろいろと教えてくれそうで
この冬も楽しいオフになりそうです。(ガレージは寒いけど)

がんばって作り上げればきっと家内も喜んでくれるでしょう。
まさか「傘がない」のB面みたいなことは無いとおもいますが・・・
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  by studio_argento | 2010-12-18 18:18 | ヒストリックカー | Comments(10)

O.S.C.A    Dromos

オスカ・ドロモスと聞いてすぐに形を思い浮かべることができる人は
かなりクルマに興味がある人でしょうね。

20世紀の終わりにイタリアのクルマづくり復興を期して作られた車。
そのプロトタイプは日本で公開されて話題になりました。
(詳しくはこちらこちらで)
残念なことに量産には至らず、そのプロトだけが日本で眠っていたようです。

オスカ、マセラッティ、ザガート、ツーリング、こういった栄光ある名の血を引き
ザガートのデザイナー、エルコーレ・スパーダ氏のデザイン
アバルトのエンジニア、マリオ・コルッチ技師のエンジニアリングという
素晴らしい取り合わせで作られた車がプロトタイプだけで終わってしまったというのは
残念なことですね。

今週末、今日明日と京都で開催のマセラッティクラブのウェストミーティングに
そのDromosが参加します。
縁あって手に入れた知人が、クラブの方から誘われて出すとのこと。
そこでのお土産にとピッコラマッキナをいくつか注文してくれました。
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写真でしか見たことがないのですが、こうやって立体を作ってみると
あらためて凄いデザインの車だなと感じます。
ナマで見たかったのですが、今週末はちょっと身動きが取れずに断念。
興味のある人はぜひ行ってみてください。
きっと素晴らしい存在感だとおもいます。
もちろん他にも粒ぞろいのマセラッティ達がいるはず。
楽しめると思います。

噂によるとエルコーレ・スパーダ氏が会場にお越しになるとか。
氏の現役最後の仕事、しかも一番好きな作品と言っておられるという話も。
私の作ったピッコラマッキナが氏の手に渡るといいなとひそかに思っています。

その後の情報で、来日したのはオルシ伯爵家の方だったみたいです 汗)
でもピッコラマッキナはしっかり手渡されたとか。
それはそれで嬉しいことでした。 笑)

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  by studio_argento | 2010-12-04 14:21 | ヒストリックカー | Comments(6)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE