カテゴリ:ジュエリー( 77 )

 

いい夫婦

少し前の話ですが、11月22日は「いい夫婦の日」だったそうですね。
むかしはあまり聞かなかったと思い調べてみたところ
1988年に提唱されたそうですから23年前からということになります。
一般的になったのはここ数年といった気もするのですけれど
実はずいぶん前からあったんですね。

さて、10月末にご来店いただいたお客様のご依頼。
手持ちのリングから取り外したエメラルドとダイヤモンドを使ってタイピンを作ってほしいとのこと。
デザインはお任せとのことでしたので、シンプル&シックに、でもダイヤの輝きが映えるように
考えて作ってみました。
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プラチナでの製作でしたのであまり重くならないように薄目の板を使い、なおかつ強度が保てるようにボックス状に。
中を艶消しで仕上げてそこにバゲットカット(長方形)とスクエアカット(正方形)のダイヤを
端のエメラルドからの並びにリズム感を持たせて配置しました。
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納品の期限は11月22日。
この日が22回目の結婚記念日なのだそう。
2回目の「いい夫婦の日」に式を挙げたおふたり、当時そのことをご存じだったかどうかは聞きそびれましたがタイピンを作りながら、きっとそのとおりのご夫婦なのだろうなと感じました。

ちなみに今回のダイヤモンドは、以前お嬢様の婚約指輪制作のためにお母様のリングから取り外した宝石の残りでした。
自分の大切なリングから宝石をはずして娘に、そして夫にプレゼントをつくる、優しく素敵な女性ですね。 
「いい夫婦の日」に「いい家族の絆」を見せていただいたような気がする、そんな仕事でした。
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  by studio_argento | 2011-12-03 17:16 | ジュエリー | Comments(0)

水の流れ

大分県竹田市に白水溜池堰堤(白水ダム)というダムがあります。
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日本で一番美しいダムともいわれ、CMでも使われたことがあるそうです。
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1年前にご来店いただいたご夫婦。
今年迎える結婚20周年の記念リングの制作依頼でのご来店だったのですが、
そのデザインモチーフとして希望されたのがこのダムを流れる水でした。

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水の流れに地球上を巡る水の循環をイメージして人生に重ね合わせ、
また計算して配置された敷石の上をはじけるように流れる水の景色に
人工物(人間)と自然との「協調」を感じてのご希望でした。



途中、春にはお嬢様の進学祝いのジュエリー制作などをさせていただきながら
時間をかけてじっくりとデザインを練っていき、そうしてこの夏に出来上がったのが


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2本を重ねて水の流れを表現しています。

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一周ぐるりと施されたデザインは水の循環を思わせます。




ご夫婦で同じサイズだったのでまず一周を同じ数で分割。
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それぞれの上下に曲線部分を付けて流れをイメージ。
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境界部に段差を付けて立体的に表現。
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さらに上下で段差を入れ替えて面にねじれを付け、
敷石に跳ねあげられてまた下に潜り込んでいく水の動きを表現してみました。

重ねた2本をずらすことによって流れの表情に変化が現れます。
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内側には葉の上にダイヤを乗せた四つ葉のデザインと
「いつも一緒に」との思いを込めたご主人からのメッセージを。
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アニバーサリーイヤーのうちにお納めできました。

「いそぎませんから」と言っていただいてはいましたが、
1年もお待たせしてしまって恐縮です。

今回のデザインは難しくて、なかなか「これ」といったものが出てこなかったのですが
最終的にはお客様からも「希望通りのものになりました」とお褒めいただき、
また私も満足のいくものが出来上がりました。
努力が報われましたね。
 
またひとつ嬉しい想い出を、そして次への力をいただいた仕事でした。
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  by studio_argento | 2011-09-06 12:25 | ジュエリー | Comments(4)

べゼル

また2輪ネタかと思った人もいませんか?
「ベゼル」です。 「べベル」じゃないですよ。 笑)

ベゼルと聞いて普通思い浮かべるのはコレでしょうね。(時計好きだけかな?)
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あるものを取り巻くバンド状のものの呼称のようです。



日本語で言うと「覆輪」。
甲冑や刀剣の縁を包んで傷みを防止するための金属の帯です。
彫りなどの装飾がされていることが多いですね。
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鉄地銀覆輪菊図鐔

他にも着物の袖口や植物にその名を使われるようです。
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富貴欄 織姫覆輪




さて、ここでいうベゼルは地金に宝石を留める方法を言います。
宝石のセッティング方法にはさまざまなものがありますが、ベゼルセッティング
あるいは覆輪留めというのは宝石の周りをバンド状の地金で取り巻いて、
その縁を宝石の上に倒しこんで「かしめる」留め方です。

利点としては
 全周を地金で取り巻くのでもろい石が欠けるのを防げる
 爪がないので小さな出っ張りがなく引っかかりにくい
欠点としては
 石の上に地金が被さるので石が小さく見えてしまう

といった特徴があります。

さて、先日書いたダイヤモンドのリフォームですが、お客様のご要望が
「出っ張りが少なくて引っかからない、普段使いやすいリング」
とのことでしたので今回は覆輪留めでデザインを考えました。
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大きいほうのダイヤは1カラット以上ありますので、その大きさを大事にして
石に被さる地金を極力少なく仕上げました。
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ダイヤの配置にリズム感を持たせ、どちらを上にしても面白いデザインに。 細い腕も特徴です。

当初のリングでは「いらな~い」と言っていたというお客様のお嬢様も
これならきっと欲しがってくれることでしょう。
リフォームは宝石が受け継がれていくお手伝いにもなると思いますね。





そうそう、覆輪といえば、LeMansの鍵にお守りを付けました。
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2輪の大先輩で鳥取に住むグッチマニア、Mさんからいただいたコイン。
シルバーでベゼルを作ってキーホルダーに通しました。
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 バイカーの聖地、マン島のコインですからきっと護ってくれることでしょう。





あ、結局2輪ネタになってしまった・・・・汗)
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  by studio_argento | 2011-08-11 13:54 | ジュエリー | Comments(17)

ティファニーセッティング

ティファニーセッティングとは、ティファニー社が1個石ダイヤモンドを最も美しく魅せる方法として
1886年に6本の立爪のセッティングとして開発した石留め法です。
ダイヤモンドが持ち上げられているため、光があらゆる方向から入り、
輝きがより強く引き出されています。
現在では婚約指輪(エンゲージリング)の代表的な石留め法の名称のひとつとなっています。
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ただ、私が思うにこのデザインはあくまでパーティーなどへの『おでかけ用』なのではないかと。

その証拠にお客様が持ち込むダイヤのリフォームの多くがこのタイプのリングで、
その理由が「普段使えないから」というものがほとんどだからです。

もちろんティファニーセッティングやそのバリエーションのセッティングは 
ダイヤの良さを最大限に発揮する素晴らしいデザインですし
それを贈った人の気持ちもうつくしいものであったとは思いますが
どんなに素晴らしいリングもライフスタイルに合わないものではそれこそ宝のもちぐされですね。

今回もそんな立爪のリングのリフォームのご依頼をいただきました。
1カラットと0・22カラットのふたつをひとつに合わせて作り直しです。
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お客様がはずしたくなくなるようなデザインを考えないといけないですね。
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  by studio_argento | 2011-07-12 18:29 | ジュエリー | Comments(2)

Lotus

予想外に早い梅雨入りで、旧車&バイク好きには残念なシーズンになってしまいましたね。
早く梅雨明けするか、雨の日の少ない梅雨になってくれるといいなと思うのは勝手でしょうか?

さて、桜の後は一気に花のシーズンですが、これから咲く花の中に蓮(Lotus)があります。
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蓮の花と言えば泥水の中から生まれて来て美しい花を咲かせるところや
その葉が水に濡れない(ロータス効果と言うそうです)から 
ヒンドゥー教では俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴のようにとらえられ
そのイメージは仏教にも引き継がれ、仏の知恵や慈悲を象徴するものとして
仏像(如来像)の台座に蓮華台として使われたりしています。
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スリランカで採れるサファイアの中に蓮の花を想わせる美しいオレンジがかったものがあります。
(コランダムと言う鉱物の中で赤いものをルビー、それ以外をサファイアと呼びます)
これはパパラチアサファイアと呼ばれ、サファイアの中でも特に人気が高いものです。
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(pcモニターではその色は再現できないでしょうね。美しい色の宝石です)
このパパラチアという言葉、もともとは 「パルマラージャー」 というサンスクリット語で
その意味は 「王の花」 です。(マハラジャのラジャですね)
まさに天上界に咲く花をイメージした宝石ですね。




さて、今回の作品はそのパパラチアサファイアを使ったものではなく
蓮の花のカタチのほうをデザインしたゴールドのリングです。
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もともと旅先で買った思い出深いルビーを使い当店で製作したリングがアクシデントで壊れてしまい(奇跡的に石は助かったのですが)今回そのリングに使っていたメレダイヤを使用してのリフォームとなりました。
デザインはお客様からのいわゆる「持ち込み」です。(雑誌の切り抜きでした)
ただ、それをコピーするのではなく、指のサイズやダイヤの大きさに合わせてバランスを取りなおして、お客様に似合うよう、またイメージに近くなるよう何度か打ち合わせやワックスモデルでの検討をして製作しました。
出来上がりは充分満足いただけたようです。

今回のデザインはヨーロッパのもののようでした。
蓮の花は西洋の人にとって神秘的な花なのでしょうね。



このブログをご覧いただいている方の多くは蓮と聞くとあの「LOTUS」を思い出すでしょうね。
アンドリュー・ブルース・コーリン・チャップマンが起こした自動車&レースカーメーカーです。
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(よく見るとエンブレムに彼のイニシャルがすべて入っていますね。)
彼が自分の作る車にLOTUSと名付けたのは東洋思想があったからとか
奥様のあだ名がそうであったとか言われていますね。
でもヨーロッパにも蓮の花に関する話があって
ギリシア神話では「その実を食べると世の苦労を忘れる」架空の花だそうです。
もしかしたらチャップマンは彼の作る車が乗る人にとっての「蓮の実」になってほしかったのかもしれませんね。
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  by studio_argento | 2011-06-01 14:48 | ジュエリー | Comments(4)

一難去ってまた一難

といってもこの場合、「難しい仕事」って意味です。 笑)

例年1月から3月ぐらいまでは仕事が少なく、暇なことが多いのですが
今年は少し様子が違っています。
ありがたいことにいろいろな仕事をご依頼いただいてかなり忙しく過ごしているのです。

その仕事の中のひとつで昨年末から手掛けていた「難しい」オーダーがやっと出来上がりました。
このリングです。
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これは私自身のデザインではないのですが、ご依頼いただいたお客様は強いこだわりを持った方で、どうしてもこのデザインで「私に」製作してほしいとのことでした。

一度は様々な理由からお断りしたのですが、どうしても諦めきれないとのことでしたので
その思いにこたえるべく製作することにしました。

現物を横に見ながら作ることもできず、お預かりした数枚の写真と、製作途中での数回の打ち合わせだけでご本人のイメージするものに近付けるのはなかなか大変でしたが、なんとか私なりの形になりました。

今週末には引き渡しです。(もうご本人は写真を見てらっしゃるので掲載しても問題ないでしょう)
喜んでいただけるといいのですが。



「一難(笑)」は去ったのですが、またすぐ次の難しい仕事が待っています。
時間的に厳しいものや、今までにないほど気を使わなければならない仕事など
それぞれハードルが高いものばかりです。  ふ~・・・汗)
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ひとつづつ着実に仕上げて喜んでいただきたいですね。
お客様の笑顔が何よりのエネルギー源ですから。

また、今日はひとつウェディングリングを納めました。
ふたりの笑顔を描いたイラストを刻印したリング。
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イラスト通り満面の笑みで受け取っていただけました。
おかげでこちらも充電完了。 次に向けて力が湧いてきました。
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  by studio_argento | 2011-02-15 14:28 | ジュエリー | Comments(2)

タイチェーン

いもので年が明けてからもう1週間たってしまいました。
正月休み明けにすぐこの週末の3連休と、いまだ正月気分の人も多いかもしれませんね。

私は年末からの大雪で年越し&正月気分も吹っ飛んでしまいましたし、
4日から始めた仕事もいきなり雪かきから始まったせいかなんだか今一つ乗り切れない感じです。
早く元のペースに戻して、今年もみなさんに喜んでいただけるモノ作りに励みたいと思います。

さて、年末の記事に書いていた「マニアックな」納品をご紹介しておきましょう。

タイチェーンというアクセサリーをご存知でしょうか?
男性がネクタイをするときに、タイピンを使いますよね。
一般的には、ワニグチと呼ばれるネクタイを挟むタイプや針でネクタイを刺すピンタイプが
使われますが、タイチェーンというのはそれらと違ってネクタイ生地を傷めない、
そしてちょっとエレガントなネクタイを留めるためのアクセサリーです。

構造的には「ヤジロベエ」と呼ばれる長いΩ型の金具
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の両端を10センチ程度のチェーンで結んだものです。
Ω型の中央をシャツのボタンにひっかけ、チェーンにネクタイをくぐらせます。
数本のチェーンを使ったり、ペンダントトップのようなパーツをつけたりしてネクタイを抑えます。

さて、今回製作したタイチェーンは1.32カラットのティアドロップ型のアクアマリンを使ったもので、デザインは依頼主にお任せいただきました。
アクアマリンの透明な水色、そして水滴を想わせるその形を見ていたら
以前その方のために作ったオブジェを思い出しました。
土佐錦。 
成長するにつれて巻き込んでいく尾びれが美しい金魚です。
ご依頼主はこの土佐錦がお好きで、このときのオブジェも大切に飾ってくださっているそう。
こんなに好きなものならきっとそのモチーフを身につけることができたらきっと嬉しいだろうと思い
アクアマリンをチェーンから下げるバチカン部分を土佐錦の形にしてみました。
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年末にお納めしたときに、「仕事始めにはこれをつけて」を嬉しそうにおっしゃっていました。
きっと新鮮でハリのある仕事始めになったでしょうね。

私も仕事始めとして年明け早々からブライダルリングの製作がいくつかありますし、
じっくり構えないといけない難しいオーダーもあります。(ありがたいことですね)
お客様の笑顔をエネルギーに、頑張ることにしましょう。






ところで、明日10日は成人の日。 いわゆるハッピーマンデーで定休日と重なります。
年明けしてから初めてガレージに行こうと思います。 こっちも仕事始め。
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お休みで時間のある人は覘いてみてください。
といってもまた雪が降りそうですが。
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  by studio_argento | 2011-01-09 16:11 | ジュエリー | Comments(4)

Merry Christmas!

今日はクリスマス♪
ここ山陰は昨日から本格的に寒くなり、雪も降ってホワイトクリスマスになりました。
みなさんそれぞれに大切な人と過ごされているのでしょうか。

その大切な人のためのプレゼントを今年もいくつかご注文いただきました。
 自分でデザイン画を描いたペンダント
 店頭で相談してデザインを決めたブルーアゲートのピアス
 いくつかの図案から選んでいただいて作った桜の模様のペアリング
 そして先日もご紹介した柴犬のペンダント
などどれも相手のことを想ってご依頼いただいた楽しい仕事でした。

そんな中、決定版ともいえるプレゼントをご紹介します。
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2本並んだこのリング、音楽が得意ではない人でもこのデザインはご存じでしょう。
「ト音記号」ですね。
これ、実は結婚指輪なのです。
新婦となる女性の名前にある一文字「奏」にちなんだデザインになっていて
女性のリングには中央に12月の誕生石、トルコ石をイメージしてブルーダイヤモンドを
男性のリングには内側にサファイアが留めてあります。
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両脇にはお二人のイニシャルを音符でデザイン化して彫りこんであります。
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このデザインは新郎と私の2人だけで考えました。
なぜか? 
そう、このリングは新郎から新婦へのサプライズプレゼントだったのです。
しかもちょうど今日、クリスマスの日にこの2人は結婚式を挙げているはず。

新婦の驚く顔が目に浮かぶようです。
きっと一生忘れられないクリスマスになることでしょうね。
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  by studio_argento | 2010-12-25 14:26 | ジュエリー | Comments(0)

Su misura

このブログのタイトル、Fatto a mano  というのはイタリア語で
「手造りした」という意味です。

手造りといっても古代のモノづくりと違って現代では様々な道具や機械類を使って製作します。
私の製作するジュエリーにしても電気、ガス、リューター、ローラー、ヤスリ、サンドペーパー、
ワックス、シリコンゴム、その他現代でなければ使えないであろうものを使っています。

場合によっては製作の一部を外注加工に出す場合もありますし
シリコンゴムで複製を作ることもあります。

それでは「看板に偽りあり」ということかというと私はそうは思わないのです。
もうひとつ、大切なコンセプトがあるからです。

Su misura これは「オーダーメイドの」という意味です。

オーダーメイドとはいいますが、自分欲しいもののイメージを
はなから持って来店される方はまずおられません。
オーダーメイドジュエリーの製作では、私とお客様の対話の中から形を決定していきます。
作り出す過程において両者が意見を出し合い、聞き合ってひとつの形にまとめていく。
片方からの一方的な発信ではないモノづくり、これも「手造り」の一部だと思うのです。

もちろん製作過程ではほとんどの工程を「手作業」しています。
もっと楽に、効率よく仕上げる方法もあるかもしれません。
しかし私はあえてそうしません。
そこに依頼主への想いをこめていますから。

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「デザインというものはモノの形だけを言うのではない。
それが形となるまでの過程や、それを取り巻く人の情熱、
出来上がったことの喜びや影響力など様々なものを含んでいる。」
そういった意味の言葉を聞いたことがあります。

私の場合、Su misura で Fatto a mano であることが
「デザイン」になっていると思うのです。

世の中にあふれかえっている「カタチ」
場合によっては既成のものに良く似たものを作ることになるかもしれません。
しかしそれがその人のためだけに「デザイン」されたものであれば
全く違った意味合いを持つようになるのではないでしょうか?
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  by studio_argento | 2010-12-03 17:32 | ジュエリー | Comments(2)

Spark!!

少し前に家内の頼まれて作ったペンダント。

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ダイヤモンドは0.261カラット、Eカラー、VS-1、エクセレントカット(ハートアンドキューピット)
大きな石ではありませんが、カットも良くなかなか存在感があります。
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本人の描いたイラストをもとに、プラチナで製作。
ダイヤが発する輝きをイメージしたのかな?
「スパーク」って感じです。

チェーンもスライドアジャストタイプにしたのでチョーカーにもペンダントにも。
着るアイテムを問わず一年中使えます。
出来上がりも気に入ってくれたようで、使用頻度が高いようです。 よかったよかった。




ところでスパークと言えば、こちらのブログで思い出したのが、
今までの車趣味の中で「スパークした!」と思った瞬間。
それは2005年ルマンクラシックジャパン。
開催されることを教えてあげた友人に、逆に誘われて
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アバルト1000SPに乗せていただきました。
家内はこっち
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OT1300。 女性ペアで走りました。


もう5年も前のことですが、間違いなく最高の瞬間でした。
レースで目の前を走るのはtipo33
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特等席でしたね。



その後2007年にも富士スピードウェイでの第2回にも誘っていただき
こんどはOTに夫婦で。
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2005年にはまだサーキットイベント初心者だった友人は
今では海外のサーキットも走る人になってしまいました。
彼にはとてもついてはいけませんが、
彼と一緒に走れたあの瞬間は間違いなく私たち夫婦にとって輝くダイヤモンド。 宝物ですね。
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  by studio_argento | 2010-10-07 14:04 | ジュエリー | Comments(12)

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