スタールビーのリング  形見の品

関西にお住まいのお客様からご依頼をいただいたリフォームです。

お送りいただいたのは古いメンズリング
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印台型と呼ばれる大きなリングにピンクのカボッションカットの石が留まっています。
この石、蛍光灯下ではわかりませんが、太陽光を当てると6条の光が輝きます。
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これはアステリズム効果と呼ばれるもので、内部にルチルなどの針状結晶を含む鉱物にあらわれる特徴ですが、この石のように細く、はっきりと、しかも中央に表れるというのはそう多くはないものです。

石の色から推測してスリランカ産のスタールビーではないかと思ったのですが、
今回はそれを鑑別機関に送って鑑別することはしませんでした。
なぜなら今回のリングはお客様のご主人のおじい様の形見だったからです。

ホワイトゴールドの地金部分は下取りをさせていただくことにして
新たにご主人のためにリングを製作することになりました。
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ご希望のデザインをお聞きしてスケッチをメールで見ていただき
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ワックスで原型を製作して
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仕上がりのイメージがわかりやすいように銀色に塗装して写真を見ていただきました
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OKをいただいて完成したのがこちら
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プラチナを贅沢にに使った存在感のあるリングです。

そのままでは使いにくかった形見の品もリフォームすることで
身につけることができて喜んでいただけたようです。
ちなみにこれは奥様からご主人へのお誕生日のプレゼント。
素晴らしいですね。

それにしてもこんなリングきれいな石のリングをつけていらっしゃったおじい様も
かなりお洒落な方だったのでしょうね。
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  by studio_argento | 2010-01-20 14:56 | ジュエリー | Comments(0)

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