受け継いでゆく

おばあさまから譲られたという金の指輪。
結婚を機にエンゲージリングに作り直させていただきました。




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ダイヤモンドを丁寧に取り外して地金の方は熔解して再利用。

同時にオーダーいただいた結婚指輪とフィットするように作りました。
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孫を思うおばあさまの気持ちがこもった素敵なリングになりました。

当店ではオーダーいただいた方が持ち込まれたジュエリーについては
地金の再利用や下取りをさせていただいています。
下取りに関しては分析をした上で制作費から相殺させていただいています。
買取店ではそのまま出してしまう宝石も、丁寧に取り外してお返しします。
もちろん地金も宝石も、新たなジュエリーに使えます。
(再利用に適している場合に限りますが)

デザインが古かったりサイズが合わなくて使えない、
でもそのジュエリーに想いがあるようなときぜひご相談ください。
渡す人、受け継ぐ人の気持ちを大事にリフォームさせていただきます。
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  # by studio_argento | 2016-04-25 12:57 | ブライダル | Trackback | Comments(0)

ロンドンブルートパーズ

1カラットというのは宝石の場合重さを表す単位です。

他にもゴールドの純度を表す時に使ったりします。
18Kとか14Kとかいう時のKもカラットですがこちらはまた違う単位です。

宝石の1カラットは0.2g。
ダイヤモンドも1カラットあるとかなり大きいですが、(直径6.5mmぐらい)
それでも0.2gしかありません。
鉱物によって比重も違いますから変わってきますけれど。

とはいえ50カラット近い宝石というのはかなり巨大なものです。
そんな大きな宝石を持ち込みされたお客様に18Kゴールドのペンダントトップを制作しました。
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とても大きなロンドンブルートパーズです。

カットも面白いので、石の存在感を際立たせるためにあえて周りの装飾は控えめに。
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地金をたくさん使うと費用もかかりますのでご予算を考えながらデザインを練りました。

お手持ちのオメガチェーンを使って、胸元にうまく落ち着くように裏側も工夫して。
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出来上がり写真を撮り忘れちゃいました・・汗)

おかげさまで喜んでいただけました。


ただひとつ心残りが。
当初の見積額より少し安く出来上がってしまったのです。
地金の価格は1gでも数千円違いますのでなかなか厳密な見積りは難しいのですが
今回は使う地金の量を多く見積もりすぎました。
予算額であればもうすこしデザインの可能性があったのですが・・・

あ、もちろん最終的なお値段も安くなっていますので
お客様にご迷惑をかけるようなことはなかったと思うのですけれど。
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  # by studio_argento | 2016-04-14 14:07 | ジュエリー | Trackback | Comments(0)

カバリーノ・ランパンテ

後肢で勢い良く立っている、いわゆる「跳ね馬」の絵柄というとほとんどの方は
イタリアのあの自動車メーカーを思い起こす方が多いことでしょうね。
実は同じ馬はドイツのメーカーのマークの中にも入っているんですね。
そのいわれに興味がある人は調べてみると面白いと思います。
(過去にも書いたことあったかな)

あるお客様(男性)がペンダントのリフォームを依頼してこられました。
拝見するとあの「跳ね馬」のデザインにダイヤをちりばめた素晴らしいもの。
製作はイタリアの高級ジュエリーブランドです。
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ペンダントは使わないから男性用に他のものにリフォームしてくれとのこと。




ご提案して作ったのがこちら。
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ラペルピンと呼ばれる、上着の襟に刺す男性用ジュエリーです。
キャップにつけたダブルのチェーンも、Fから始まるメーカー名の入った小さなプレートも
オリジナルからの再利用です。
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お納めしたその日、早速パーティーに付けていかれたとのこと。
良いご提案とリフォームができてこちらも嬉しい仕事でした。

ちなみにこのペンダント、跳ね馬の本拠地からご本人への直接のプレゼントだったとか。
つまりオフィシャルグッズってことですね。
こんなものをメーカーからプレゼントされるなんて
日本にもすごい方がいらっしゃるものですね。
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  # by studio_argento | 2016-03-31 13:12 | ジュエリー | Trackback | Comments(0)

Fancy intense yellow diamond

ダイヤモンドの鑑定基準の一つに「color」色があります。
完全に無色透明なものを「D」(ダイヤモンドの頭文字から)としてZまで。
進むにしたがって含まれる窒素などの成分により黄色味を帯びてきます。

このカラーグレードから外れた黄色の濃いものはファンシーカラーと呼ばれます。
(色が薄くてもピンクやブルーなどの場合はまた別です)

そしてファンシーカラーよりさらに一段濃いものを「ファンシーインテンス」と呼びます

このリングの中央におかれた石は
そのファンシーインテンスカラーのダイヤモンド(0.17カラット)です。
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トパーズのような色合いですがダイヤモンドの屈折率の高さからその輝きは別格ですね。
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上質なメレダイヤを両脇に配置し、全体の輝きを高め、イエローダイヤの存在感も引き立てています。リング全体はシンプルなデザインですが中央の石座(ダイヤの台座)は別パーツで作ってあり、一手間かかっています。
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両脇のメレダイヤの数は22ピース。
お客様にとって意味のある数字でした。
よい記念となったと思います。

カラーダイヤも様々です。
天然のものもあれば人工的に発色させたものもあります。
ご予算にあったものをお選びいただけますのでダイヤモンドならではの輝きを
綺麗な色で楽しまれてはいかがでしょうか。
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  # by studio_argento | 2016-03-24 13:43 | ジュエリー | Trackback | Comments(0)

フォント

文字というのは文明社会のインフォメーションの重要なツールですよね。
文字を持たない文明もあったようですが、やはり文字がないと当時の様子を解明するのに苦労するようですね。

そんな文字もその意味を取り去れば形として面白いかったり美しかったりします。
フォントと呼ばれる文字のデザインってみていて飽きないですよね。

そんなフォントを使ったペンダントを2点ご紹介します。

まずは1900年台初頭のアールデコ期に使われたフォントをイメージしたもの。
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ご家族の頭文字を取り合わせて、ランダムに配置。
表面を鏡面仕上げにしてあります。
一見して文字だとわかるとは思いますが、
頭文字の羅列なのでその意味はわかりませんよね。
フォントが繋がってできるデザインがそれの持つ意味より前に出た感じですね。



もう一点はこちら。
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こちらは文字のならびから「SUIRAN」と読むことができますね。
実はこれはお客様の雅号。
書家であるお客様に「おまかせ」でご依頼いただいたのですが、
ふとその方から頂いた封筒をみると、本名の他に雅号が書いてあります。
その文字をそのまま切り出してもよかったのですが、それだと意味がわかりすぎますね。
そこであえて音を表すアルファベットで、しかも横並びではなく
全体が一つの塊になるように集めてデザインしてみました。

日頃見慣れている文字も、フォントという視点でみると優れたデザインがたくさんあります。
それをヒントに、文字そのものの意味を薄めたデザインのアクセサリーにすると
面白いものが出来上がりますね。

使うフォントやレイアウト、意味づけはあなた次第です。
ニヤリとするような面白いペンダント、作ってみてはいかがでしょう?
もちろんプレゼントなどにもいいですよね。
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  # by studio_argento | 2015-05-24 13:44 | シルバーアクセサリー | Trackback | Comments(0)

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